記事「チェーホフ」 の 検索結果 106 件
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【再録】ユーヴァル・シャロン演出《三人姉妹》@ウィーン国立歌劇場(2016年3月13日)《ローエングリン》でバイロイトデビューしたユーヴァル・シャロン。二年前の彼のウィーン国立歌劇場デビュー、エトヴェシュ作曲の人気作品《三人姉妹》についてのレビューをFBから移植しておきます。 *..
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森新太郎演出『プラトーノフ』@東京芸術劇場(2019年2月14日)チェーホフの原作も今回のデヴィッド・ヘアによる翻案脚本も未読なのだが、セリフから再構成するにプラトーノフは「無駄に色男の挫折インテリ」、チェーホフによくいる「私の居場所はここじゃない」感を抱えながら..
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ウラディーミル・ミルゾエフ演出『桜の園』@ バービカン劇場(2019年2月5日)たまたま私の滞在中にモスクワ・プーシキン劇場がバービカンでロンドン公演を行っていたので拝見。英語字幕があって本当に助かった。 舞台上には建物の柱と梁のようでもあり、ふたつの十字架が..
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だるまちっくシアター 廃墟のチェーホフ「櫻の園」「ワーニャおじさん」@アトリエだるま座2週続けて、休日の昼公演だったので、家から荻窪までの最短あるいは最速ルートを探求してみました。いちばんわかりやすいのは環八へ出て、そのまま真っ直ぐですが、これは遠回りです。概ね走りやすいのですが、場..
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三浦基演出・地点『ワーニャ伯父さん』@京都・アンダースロー(2019年8月6日)チェーホフ作品には、表のパッとしない「やれやれ」感の下に隠れている暴力性と悲鳴を探して見せてほしい派の私。その意味で地点のチェーホフは好き。ここのチェーホフはむしろ悲鳴が基調だから。この秋に来日する..
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多田淳之介演出『가모메 カルメギ』@KAAT(2014年11月30日、2018年7月3日)「『가모메 カルメギ』は、Doosan Art Center創作者育成プログラム支援アーティストである第12言語演劇スタジオ主宰のソン・ギウンと、東京デスロック主宰の多田淳之介による新作であり、193..
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エトヴェシュ《三人姉妹》の構成とあらすじ禍福はあざなえる縄のごとし……と言いますか、コロナ禍でウィーン国立歌劇場がストリーミングをする、しかもエトヴェシュの《三人姉妹》が入っている!と知った時はものすごい喜んだんですが、さて朝起きて再生を..
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CHEKHOV MONODRAMA 『チェーコフ イズ グレート、バット…』 1「ワーニャ&アーストロフ」編(2020年8月13日公開)コロナ以前の「普通」の上演形態が取れない現在、演劇の世界でも映像での実験的上演がいろいろ出てきている。こちらは、映像でチェーホフの代表作から30分ほどのモノドラマを再構成する企画。翻訳と台本・演出は..
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鈴木裕美演出『かもめ』@新国立劇場(2019年4月19日)まぁ一年以上時間が経ってしまったのですが、せっかく存在を思い出したので載せておきます。 * * * この公演が、私にとってこの作品に関する理解を深めてくれた部分はいろい..
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田丸一宏演出、ブライアン・フリール『Afterplay』@喫茶疎開サロン(2021年7月25日、27日)『ワーニャ伯父さん』のソーニャと『三人姉妹』のアンドレイが、二十数年後にモスクワで偶然出会ったら……というブライアン・フリールによる戯曲(家田淳訳)を、観客十人ちょっとのカフェでの上演。真四角の写真..
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ダニエル・ジャンヌトー&ママール・ベンラヌー演出『桜の園』@静岡県舞台芸術センター(2021年11月13日)三年前に池袋で観た『ガラスの動物園』( https://operaandarts.seesaa.net/article/201810article_12.html#comment )がよかったことも..
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『サハリン島 / チェーホフ』…(2020.04.29)↓何となく撮ってしまった画である… ↑チェーホフによる『サハリン島』の邦訳の本と、2017年出版というロシア語版の原書を何となく並べた… 原書は<Остров Сахалин>(オーストロ..