記事「チベット,ダライラマ六世」 の 検索結果 2 件
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ぼくがダライラマ?(72)ぼくは盃を口にした。舌が焼けるように強い。これはチベットのチャン(どぶろく)ではない。清の白酒だろう。すぐに意識が朦朧としてきた。すると、奥からまだあどけなさが残る少女が、テーブルの隣の席に座った。..
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ぼくがダライラマ?(71)部屋の奥から歓声が上がった。くやしがってテーブルを叩く牧人。口ひげを生やした胴元らしい男は、いずれかの寺の僧兵くずれなのだろう。毛むくじゃらの腕がひっきりなしに動き、サイコロが生き物みたいにはね回っ..
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