記事「ハニワ」 の 検索結果 65 件
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プレッシャー。ヨダレたらしそうになったのを、かろうじて隠したおれ。 そのおれに向ってオバちゃんが言った。 「じべずふ、はんなぁぐり、すで?」 (あ?) つまりだよ、オバちゃん..
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危うくフツーに戻りかける。(ど、ど……土偶のマニフェスト?) おれも驚いた。そらハニワンも驚くだろうが、おれは もっと驚いたよ。 いったいどっから (土偶のマニフェスト) なんつーもん..
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おばちゃん通訳。「はい。……んじゃ、しゃべってチョーだい」 おばちゃんはおれの目の前に突っ立って言った。 背は150センチくらいで小さいが、その態度の ふてぶてしいことと言ったら! 栗み..
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五分だけ。「おお、助かるわ、おばさん!」 大喜びのハニワンに、おばちゃんが釘を刺した。 「だけど、5分くらいにしてよぉ」 「え、五分? なんで?」 「何でって、あたし買い物に行くとこ..
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通訳登場……ウソでしょ。(コイツ……まぁた、アホなこと言い出して) 道を歩いているその辺の人に 「あんた、土偶語、通訳してくんない?」 なんていきなり声をかけ始めたハニワンを見て、おれ は呆れた。..
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なんでだヨぉ!ふつーサ、人間って、あんな着ぐるみみたいなもん 着たまま走れねえじゃん。 すげー体力あるヤツとかでも、あれ着て動き回ると 三十分もたないって言うよ。 それなのに..
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土偶を求めて。おれはいきなり駆け出した。 土偶と出会うために。 てかまず、目の前のハニワンから離れるために。 「ああっ、ど、どこ行っちゃうの、ドグモン?」 ハニワンは悲鳴のような大袈..
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目的を見失い……。おれはついに気がついた。 ハニワンの野郎に 「ドグモン」 と呼ばれてやっと大変なことに気づいたのだ。 (土偶とどう付き合うか) がテーマなのに、おれは実際には..
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警戒モード。「おい」 と、ハニワンはおれに言った。 「なによ」 おれは、何だか妙な気配を察してちょっと警戒する 感じになっていた。 「あんたって、ケッコウ知的じゃん」 ..
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勾玉とか土器とか。「あのなあ、ハニワン」 おれはヤツに言ってやった。 「あんたが土偶ともヤっちゃったらどうなるか、 ハッキリとしたことは、そりゃこっちにも分か らんよ」 「おれは『..
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やつの呼び名。「知り……たいッス」 やつはついに観念してそう答えた。 「それはネ」 「……(ごくり)」 「やってみないと分かんないと思う」 「はあ?」 「やってみ..
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ハニワ野郎を追い詰める!「だ、だ、だからぁ……そういう……ヤるとか ヤらないとかは、あくまで結果であって」 しどろもどろっぽく言い返すハニワ野郎に、お れは言った。 「だけど、その結果の結果が気になっ..