記事「ファンタジー」 の 検索結果 7089 件
-
エンデュミオン・スプリング マシュー・スケルトン 大久保寛訳 新潮社これ、2300円するんですね・・。(自分は図書館で借りた) 装丁も印刷も凝った作りで、いい感じです。 たった一冊しかない幻の本をめぐるお話なんで、 やっぱりそこは凝らないとね・・。 研究者..
-
キサトア 小路幸也 理論社さわやかな風が吹き抜けるようなファンタジー。 ちょっとナウシカの風の谷を思い出してしまうような。 なんだか素直に、ここに出てくる人たちのやさしさを受け止められる。 この「カンクジョー」に滞在して..
-
エアボーン ケネス・オッペル 原田勝訳 小学館昨日は急にやってきた暑さにダウンしてしまい、更新できず。 すんません・・。ナマケモノなもので(汗) これは、また拾い物(というと語弊がありますが)のファンタジー でした。前にも書いたんですが..
-
生霊わたり クロニクル千古の闇2 ミシェル・ペイヴァー 評論社舞台は6000年前の、ヨーロッパの太古の森。 農業も文字も金属も発明されていない時代の人々の生活を、 考古学を参考にリアルに再現してある。オオカミの言葉を話せる 不思議な力を持つ少年、トラク..
-
クラバート オトフリート・プロイスラー 中村浩三訳 偕成社土と因習の匂い。死が背中あわせに待つ閉塞感。 これは児童書でありながら、人の無意識の中に巣くう 夢魔が形をとってあらわれたような物語。 舞台は近世ドイツの、湿地帯にある水車小屋。 村をまわって..
-
琥珀の望遠鏡 ライラの冒険 3 ~続き フィリップ・プルマン 新潮社ひっぱりますね、フィリップ・プルマン。 だって、まだダイモンについて書いてないも~ん。 ・・・えっと、ダストについて書いてたんだったっけ。 さっき小川洋子さんのエッセイを読んでたら、「言葉に..
-
琥珀の望遠鏡 ライラの冒険 3 フィリップ・プルマン 新潮社ライラの冒険シリーズ、最終巻です。 この物語の大いなる終結、そして新たな世界のはじまり。 この大きなファンタジーにふさわしい巻であると思います。 コールター夫人に連れ去られたライラ。 薬を..
-
ファンム・アレース 1 戦いの女神 香月日輪 講談社これは、実はそれほど期待しないで読んだんですが (香月さん、ごめんなさい) 激しく萌えツボにはまりました・・。 美しく激しい少女と、彼女を守るしなやかで強い半妖の騎士・・。 よくある、と言..
-
神秘の短剣 ~ライラの冒険2~ フィリップ・プルマン 新潮社前回、この物語の魅力を「混沌」だと述べましたが、 2巻ではその「混沌」はますます深く複雑に絡み合い、 またたくさんの次元の違う世界が姿を現します。 ライラのたどる冒険もますます困難なものに・・。..
-
不思議の国のアリス ルイス・キャロル トーベ・ヤンソン絵 村山由佳訳昔から「不思議の国のアリス」が好きで、 展示なんかの催しも見にいったことがあります。 しかし、トーベ・ヤンソンがこの本の挿し絵を描いて いる、ということは知らなかった。 この挿し絵は40年前に..
-
黄金の羅針盤 フィリップ・プルマン (ライラの冒険) 新潮社以前優れたファンタジーの条件として、 まず確固たるオリジナルな世界を持っていること。 主人公が魅力的で冒険ないし戦いにおいて自分を見つめなおし、 ある成長を遂げること。 登場人物たちの人間..
-
トロール・ミル 上下 キャサリン・ラングリッシュ あかね書房前作「トロール・フェル」に続く上下巻。 前作もよかったですが、この巻は、よりいっそう 面白みが増したような気がします。 一つには、主人公のペールが思春期という 大人の入り口にさしかかる年齢にな..