記事「リアル系ホラー」 の 検索結果 14 件
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セメント樽の中の手紙(葉山嘉樹/ちくま文庫)~あらすじとそれに関するネタバレあり、感想・文庫6ページ分で読めるプロレタリア文学の傑作 ・身を粉砕されてセメントと一体化した男の話。 ・怖さより労働者のかなしみがメイン おススメ度:★★★★★ どうも今回から..
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雀蜂 (貴志祐介/角川ホラー文庫)・雪山山荘に閉じ込められた男が雀蜂におそわれる ・ワンシチュエーション・サスペンス&ミステリ ・普通の尺度だと凡作、作者としては大駄作 おススメ度:★☆☆☆☆ 私は「黒..
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死の棘(島尾敏雄/新潮文庫)・壮大な夫婦の痴話喧嘩の詳細 ・妻の狂いっぷりが凄い ・ひたすら繰り返される嫉妬の恐怖 おススメ度:★★★☆☆ この本もいつもの本屋の女性店員さんに推薦頂いた一冊だ。本..
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ユリゴコロ(沼田まほかる/双葉文庫)~あらすじとそれに関する軽いネタバレ、感想・不幸な主人公を襲う驚愕の家族の真実 ・かなり暗いタッチ&怖い。好き嫌いはあるかも ・オチが秀逸。かつ感動できる おススメ度:★★★★☆ ドックランを経営する主人公が、..
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鬼の跫音(道尾秀介/角川文庫)鬼の跫音 [ 道尾秀介 ] 人間の持つ「悪意」とそれが生まれる原因をテーマとした、現代的な怪談ともいえる短編集。題名にある「鬼」とは人の心の中に存在する「殺意」や「憎悪」で、全部で6つの短編が収..
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邪魅の雫(京極夏彦/講談社) ~続刊「鵺の碑」はいつ出るのか&感想・毒をテーマにミステリ寄りの展開 ・全体的に薄味の内容で、物足りない ・続編は現段階でやはり未定。詳細は下段参照 おススメ度:★★★☆☆ 2017年現在、京極夏彦のデビ..
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Q&A(恩田陸/幻冬社)・タイトル通り「質問」と「答え」だけで構成される小説 ・正体不明の大惨事が多数の視点から描かれる ・オチは弱いがゾッとする恐怖を味わえる おススメ度:★★★★☆ 作者の..
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魍魎の匣(京極夏彦/講談社)・「生きた美少女の入った箱」という際どいネタ! ・シリーズ最高傑作の呼び声も高い ・京極夏彦の作風が嫌いでなければ必読の一冊 おススメ度:★★★★★ 一連の京極堂シリー..
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バトルロワイヤル(高見広春/幻冬舎)・当時斬新だった「中学生同士の殺し合い」がテーマ ・キャラが類型的で単調な展開 ・ごく普通の娯楽小説 おススメ度:★★☆☆☆ 出版当時は国会で話題に上がったという問..
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死の泉(皆川博子/早川書房)・ナチスドイツ、去勢といった興味深いテーマ ・描写が中途半端で、テーマのピントはボケたまま ・感情移入できない登場人物の変態性 おススメ度:★☆☆☆☆ 本作の題材は非常..
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お初の繭(一路晃司/角川ホラー文庫)・製糸工場に売られた12歳の少女が体験する恐怖 ・湿った雰囲気にキモイ描写、そしてロリータ趣味。 ・かなりのグロさ。読んだことを後悔する。 おススメ度:★★★☆☆ 主人..
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姑獲鳥の夏(京極夏彦/講談社)・「妖怪」がテーマだが、現実感のあるホラー系ミステリ ・豊富な知識量と筆力に圧倒される。少々難解な所も ・記憶喪失になってもう一度ゼロから読みたい おススメ度:★★★★★ ..
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