記事「中世史」 の 検索結果 62 件
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【佐賀市にて開催】中西豪先生講義「龍造寺隆信を語る — 世評と史実の間に —」(2024年1月と3月)今後の予定やお知らせです。 ★全2回:「龍造寺隆信を語る — 世評と史実の間に —」 講師:中西 豪 (歴史家・『史伝鍋島直茂』著者) 2024年は、龍造寺隆信隆信公の没後44..
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「「失敗」の日本史」本郷和人著中世(鎌倉時代から関ヶ原の戦い)に生きた人物、英雄の失敗と思われることを取り上げている。歴史のifは役に立たないが、新しく知ることも多い本である。 27人ほどの人物が取り上げられていて、我々がよ..
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「日本中世への招待」呉座勇一 著中世とは平安時代末期から戦国時代までを日本の史学界では定義している。大きな戦乱が生じた時期であり、政治・軍事史は知られているが、中世に生きた庶民はどんな暮らしをしたかということは知られておらず、そこ..
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大阪府立茨田高校の元同僚との京都散策3 六波羅蜜寺・宝物館の空也上人像、平清正像、運慶像、湛慶像、井伊直政像茨田高校の元同僚たちと六波羅蜜寺まで足を延ばしましたが、夕食まで時間があったことと、有名な空也上人像を見たかったのと、元同僚のAさんが六波羅蜜寺の隣の六原小学校の出身で、六波羅蜜寺の境内を小さい..
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京都探訪295「京博寄託の名宝」展3 海北友松の「雲龍図」・死ぬ直前の後鳥羽上皇宸翰・承久の変「京博寄託の名宝」展には、関ヶ原の戦い関係のものは何も展示されていませんでした(島根の清水寺所蔵の徳川家康所用胴服はありましたが。 関ヶ原の戦いの前年のものでは、建仁寺所蔵の海北友松が描いた「雲龍図..
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「日本中世への招待」呉座勇一著歴史と言うと政治史が中心だが、この本は中世(平安末期から戦国時代)における日常の生活、文化、信仰などを、最近の研究成果を取り入れて、わかりやすく紹介された本である。専門書の紹介も巻末にあり、入門書とし..
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「陰謀の中世史」呉座勇一著面白く、精読する価値のある本である。私は通読しただけである。著者がこの新書で訴えた論点は、日本の中世史では陰謀論に基づいた史観が広がっている。それらを現在判明している史実で正したいとのことである。..
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「アジアのなかの戦国大名」鹿毛敏夫 著「なるほど」と思った本である。室町時代から戦国時代にかけて西国の大名は中国、朝鮮、東南アジア諸国との貿易に目を向けていた。日本の天下取りよりも、そちらの方が関心事だったのかもしれないと思うようになる。..
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「殺生と信仰-武士を探る」 五味文彦 著武士の行動パターンを、昔の物語などから洗い出し、それに政治的事象も絡めて、武士というものの実体を探っている。当時に作成された多くの物語から武士の生態を探り、論を進めているが、それが繁雑と感じるのかわか..
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「日本の歴史をよみなおす(全)」網野善彦 著この本は続編として出版された本も含めて、一冊にしたものである。従来の歴史の常識を覆し、非常に面白く、考えさせられる内容を含んでいる。 「文字について」「貨幣と商業・金融」「畏怖と賤視」「女性をめぐっ..
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「鎌倉幕府の転換点」 永井晋 著鎌倉幕府の政治史上の転換点になる出来事を、鎌倉幕府の史書である『吾妻鏡』を読み直すということで記述した本で、力作である。内容が豊富だから、簡単に要旨を説明しにくいが、「可能性としての源頼政」「ポスト頼..
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「集英社版日本の歴史⑦ 武者の世に」 入間田宣夫著この本では、平将門あたりから鎌倉幕府の終わり頃までの歴史が記述されている。日本の中央の動きだけでなく、辺境のエゾ、琉球や海外までも踏まえて記述され、また天皇、将軍から、末端の庶民の暮らしにまで、眼が及..
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