記事「人生」 の 検索結果 25723 件
-
深夜族・早朝族未明三時とか四時に仕事に関するメールを送ってくれる大学教授がいる。この先生、早起きしているようには見えない。夜からの研究に引き続いて、書斎から私たち事務員あての雑用のメールを打っておられるのであろう。..
-
「千の風になって」――山川草木悉皆成仏の心へ昨年暮れの紅白歌合戦以来、それまで根強く広範に支持を集めつつあった歌、「千の風になって」が大人気で、先々週にはヒットチャート第1位に上り、いまも3位にある。クラシックの曲としては史上初だとも。――とい..
-
御詠から『ララバイSINGER』へ元日の新聞に天皇陛下・皇后さまの作られた歌が載っていた。 どの御詠も日本に住み暮らす人々への慈しみと、命へのいとおしさにあふれていると読めた。ありがたく転載する。 ▽天皇陛下 ..
-
普通にあること――慶次郎縁側日記「蝮の恋」から岡場所の元締めにおさまったおみつ。そこまで上りつめるには、悪どいやり口は避けられない。放蕩息子を抱える大名と、その背後にいる両替商を脅していた。しかし彼女ともども、知りすぎた元亭主である蝮の吉次は命を..
-
中島みゆきの“スルメ性”と“あっけらかん”――『ララバイSINGER』を聴きながら中島みゆきの新譜『ララバイSINGER』が手に入った。 何を歌っているのか、どういう旋律で歌っているのか分からない。曲と曲の境い目さえ、ときに聞き流してしまう。歌の姿がつかめない……。 ..
-
行き違い――慶次郎縁側日記第七話「意地」ここ数話のあいだ関係が冷えていた定町廻り同心の夫婦は、よりを戻した。ふたりに笑みが帰ってきた。幼い娘は、かかさまの実家で、ととさまのために鶴を折っていて、もとより無邪気である。 意地と意地のぶつ..
-
眠れぬ夜に――十九年、そして十九年精神科医の処方により睡眠薬を服用しているから、眠れないことはめずらしい。しかし、二三時間で起きてしまうことはよくある。目覚めるともなく、また眠ることもできず、ときにやってくる想念を膨らましながら、また..
-
故郷の夕暮れあますなく小草は枯れて風に鳴る かなたに小さき山の中学 (木俣修). 中学二年のとき、国語の教科書に出てきた歌で、以来、忘れない。牧野圭秀先生のお顔が目に浮かぶ。その単元に数々あった歌の中から自..
-
勤続三十年――大学職員として勤めて三十年。同期生ともども記念の表彰を受けた。前回の勤続表彰以来、十年ぶりに会う友もいた。この年月、よくもったものだ。人生の半分以上。勤め先は再来年に創立百五十年を迎えるから、その五分の一の歴史を生..
-
「割り切れない」こと――慶次郎縁側日記「可愛い女」時代劇の王道、水戸黄門や遠山の金四郎。いずれも善を勧め、悪を懲らしめ、おしまいにはめでたく一件が落着する。しかし、そんなことは現実にはありはしない。人と人のあいだ、そんなに都合よく片が付くはずはなかろ..
-
野澤志朗先生を悼む悔やんでも悔やみきれない。自分が死んでしまったら、悔やもうにも悔やめないじゃないか。しかしその時は誰にも確実にやってくる。いつかは分からない――。 Dさん・Nさん 名誉教授野澤志朗享年67..
-
“ボンベイ・サファイア”――小雨の宵暑熱の陽気は一転、長雨と秋冷の季節になってしまった。降るともなく、止むともつかない雨が終日続いた。 そんな夕方、なじみの店を訪れた。寒いので、半袖シャツの上に薄手のレインパーカーをひっかけていた..