記事「人生」 の 検索結果 25812 件
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深夜三時。森昌子、再デビュー盤夜半ふと目が覚めて時計を見ると三時過ぎ。 「シメシメ、始まっている――」と、ラジオをつける。ニッポン放送、「オールナイト・ニッポン・エ..
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菊の兄弟ひとつの鉢に四本挿した菊の芽は、いま三本になっている。はじめは、少し水けが引くとすぐにしおれた。どうしても回復しない芽を二本、哀れさに堪えなかったが、やむなく間引いた。死んだ赤子を葬る心持。そこにまた..
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肥料――ポトスとコーヒーの木の葉、生まれ変わる前に住んでいた家の机の上には貧弱なポトスの鉢があり、ただ置いて水だけをやっていた。その鉢を買い求めたのか、それとも、芽を挿したものかすら忘れている。普通は液体肥料をやるのだろうが、面倒なので放って置い..
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独居して日の出前、四時に目がさめる。外はもう明るい。爽やか。寝たのは十一時半。これで充分に睡眠はとれていて、不足は感じない。 窓を開け、ひんやりとして清新な空気を迎え入れれば、同時に鳥の鳴き声も飛びこん..
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月が見える!この冬まで住んでいた家、高台で南に開けた私の部屋からは、月がよく見えた。満月が夜中に高く上って、終夜、住宅街を照らす。未明に目がさめて眠れぬ夜、ことに真冬の満月は恐ろしいほどに輝き、光も凍るよう。ベッ..
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Rainy Days and Mondaysカーペンターズに“Rainy days and Mondays always get me down ―― ”という詞の曲があった。月曜はいつも憂鬱(――月曜に限らず)ではあるが、雨の日は嫌いではない..
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一日気がつけば中島みゆきの歌声だった。初めて耳にした。「蕎麦屋」。簡素なギターの伴奏で、「世界じゅうがだれもかも偉いやつに思えてきて/まるで自分ひとりだけがいらないような気がする時……ラジオは知っ..
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♪会いたくて、会いたくて……哀切な旋律が流れるなか、石田ゆり子さんが Nikka のウィスキーを口に含む。ここちよい居間をゆっくり歩きながら。そして振り向いてカメラに向かい、「ねぇ、女房酔わせてどうするつもり?……フフッ」―..
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花めぐり横浜鶴見のK内科・小児科医院の庭は今、バラの花盛り。一重の紅のバラ・カクテルと、同じつるバラでも八重のクリーム色の花弁の縁がピンクに色づいた花が毎年、壁面を彩り、覆う。 これをカメラの目..
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菊の芽引越し祝いに菊の鉢物をもらった。引越しといっても、ありていに言って家出である。女房子供を家において、単身、小さなマンションに移った。 引越し前の荷物が運び込まれていない部屋で座布団もなく、床暖房..
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牡丹五月の連休も過ぎ、横浜ではすでに牡丹の花期はおわった。それと知りながら、いつもの馬場花木園に向かう。あの黄色い花をつける株の様子を見に。その株は花をつけるのが遅く、いつも、他の紅や白の花が散ってから咲..
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鰹の刺身福島の田舎、駅から三十分、バスで山の中に入った村では生の魚を食べることは稀だった。それでも、帰省すると、夏なら鰹の刺身が村の魚屋から届けられることもあったが、その皮がついて出されるのに閉口した。まだ若..