記事「加瀬修一」 の 検索結果 19 件
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試写室だより『コドモのコドモ』 みんな「コドモのコドモ」なのだから。 加瀬修一(ライター)『コドモのコドモ』は、子供が本来持っている「生きる力」をもう一度見直し、真摯に命と向き合おうとする。とても誠実な作品だ。制作者は「小学生が出産する」というショッキングで露悪趣味になりかねない題材を、..
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試写室だより『イントゥ・ザ・ワイルド』 いつどこでいくつになっても、〈荒野〉を目指せ。 加瀬修一(ライター)1992年の春、クリス・マッカンドレスはアラスカの荒野へ分け入った。そこで見つけた奇妙なバス。彼はここを拠点に「何ものにも縛られない完全な自由」を目指す。アラスカの大地は、どう彼の魂を解放したのか。..
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■映画館だより『死化粧師オロスコ』全ては「作品」と対峙する事から始まる。気だるい音楽と共にカメラが街を進む。色褪せた風景。 作品はどこか夢の中のような雰囲気を漂わせて始まる。 しかし、それは一変する。 仕事場に運び込まれる遺体。オロスコは一気に腹を裂く。..
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『受験のシンデレラ』武田樹里(脚本)インタビュー受験アドバイザーとしても知られる精神科医の和田秀樹氏が、「映画を撮りたい」という高校時代からの夢を実現したのが『受験のシンデレラ』です。この作品はその清清しさが多くの観客の支持を得て、2007モナコ国..
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■映画館だより『おいしいコーヒーの真実』心にもおいしいコーヒーが飲みたい。カフェブームと言われて久しい。個性的な癒しの空間や新しいライフスタイルが提案され続け、コーヒーは最も身近な飲み物となった。しかし1杯のコーヒーがどういう成り立ちで目の前にあるのかを知る人は少ないのでは..
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『純喫茶 磯辺』吉田恵輔(監督)インタビュー前作『机のなかみ』が好評だった、吉田恵輔監督の新作『純喫茶 磯辺』は、さえない親父・磯辺裕次郎と年頃の娘・咲子、そこに現れる何を考えているのかわからない美女・素子を軸に、正体不明の人間たちが集う喫茶..
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試写室だより『ひゃくはち』 青春は美しくない。でも…… 加瀬修一(ライター)プロ野球は負けても次の試合があり、次のシーズンがある。だが、高校野球に次はない。その一回性ゆえにマスコミもドラマを盛り上げるし、世間一般でも夏の風物詩として広く認知されている。高校球児の溌剌とした姿..
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