記事「古方派」 の 検索結果 9 件
-
瞑眩についての覚書(1)最近、瞑眩について改めて考える機会があったので、その時に作ったメモを基にして少し書いてみる。 瞑眩とはなにか(定義) 瞑眩の定義については、さまざまなものがあるが、私は次の三つの条件を考えると解か..
-
故大塚敬節先生の診療を受け、故矢数道明先生のご薫陶を受けられた先生からのお便り性別 : 男性 年齢 : 40歳~49歳 簡単なご住所 : 関東地方 具体的な御職業 : 内科医 お問い合わせ内容 : はじめまして、◎◎で内科勤務医をしております●●と申します。 ..
-
古方派の系譜(26)六、中国と日本 中国の古方派が日本の古方派に与えた影響については、残念ながら実証することが難しい。日本の古方派の文献を調べて、引用されている文章を抜き出すという方法も考えられるが、本稿では、事..
-
古方派の系譜(25)(四)中国の古方派の特徴 ① 法としての『傷寒論』の採用 これまでは、法として『傷寒論』が万病に応ずることができることを発見したことが、日本の古方派の最大の特質であるとされてきたが、そうではなかっ..
-
古方派の系譜(15)五、中国 (一)『傷寒論』 後漢時代末期、張仲景によって著された『傷寒論』は早くに散逸し、その後、西晋時代に王叔和によって撰次されたが、それもまた埋没し、長い間忘れ去られていた。北宋時..
-
古方派の系譜(8)【吉益東洞】 吉益東洞(1702~1773年)は、古方の大成者としてあまりにも有名である。 「吉益東洞。名は為則、字は公言、通称周助。安芸広島の人。(略)東洞少きとき、その名族に出ずることを聞き..
-
古方派の系譜(6)【後藤艮山】 後藤艮山(1659~1733年)は、「名を達、字を有成、俗称を佐一郎といい、養庵と号した。幼いときは聡明で学問を好み、成長してからは、もっぱら教義をおさめ、暇があれば医学書を渉猟..
-
漢方(東洋医学)はデトックスである今、巷で流行りの「デトックス」という言葉、英語で解毒という意味だそうです。 まさに日本漢方、特に古方派の考え方と一緒です。江戸時代に、古方漢方を大成した医傑・吉益東洞は、「万病は唯一毒なり」と喝..
-
古方派の系譜(4)(一) 古方派 前節で述べた後世派の劉張派から古方派へという流れはあくまでも傍流であり、古方派の本流は、やはり定説通り、儒学に始まった復古主義の影響が大きいというべきである。しかし、ここにも..
- 前へ
- 次へ