記事「司馬遼太郎」 の 検索結果 952 件
-
高山彦九郎の旅「今、其の人(食った人)に尋ねるに、馬の味は猪鹿に勝り、人の味は馬に勝ると語れり」 というふうに、異常な事柄に対して、およそ三條大橋の彦九郎らしくもない淡々たる態度で筆を運んでいる。子がその親の..
-
政権を亡ぼす宿命の都大阪という都市はすでにその存在そのものが数奇である。・・・・・ とにかく日本の(あるいは世界の)どの都会に比べても都市としての立地条件の良さは、大阪はあるいは最高かもしれない。その価値は、まず日本..
-
空っぽだから司馬(遼太郎) 蒙古はなぜ考えさせられるかというと、空っぽだからかな。その向こうの中国という一大農業地帯は、農業がモノをのこすということもあった、歴史と文化でつまっていて、じつにカラフルです。それ..
-
今朝の長崎 ~龍馬満開の桜に立つ~竜馬通りの急な石段を上がり、亀山社中跡を過ぎ、さらに細い坂道を登りきると、風頭公園にたどり着く。そこの長崎港を一望する丘の上に、龍馬像が建っている。満開の桜を背に、龍馬の視線は長崎港に注がれていた。..
-
権力と金と悪(たとえば、こういうことだ。藩のためにもなり、天下のためにもよく、天朝もよろこび、幕府も笑い、親にも孝に、女にももてる、というようなばかなゆきかたがあるはずがない) ということであった。そういうこ..
-
坂の上の雲筆者は太平洋戦争の開戦へ至る日本の政治的指導層の愚劣さをいささかでもゆるす気になれないのだが、それにしても東京裁判においてインド代表の判事パル氏がいったように、アメリカ人があそこまで日本を締めあげ、..
-
昔をいまに ~義経のことすこし小堅くいえば、あのときの大状況は「平家物語」や「義経記」でえがかれたようなものではない。奈良朝以来、日本の耕作民をくるしめつづけてきた京都的な律令体制(土地公有制と荘園制度)をまもる者の最後の..
-
「新史太閤記」司馬遼太郎司馬遼太郎の描く、豊臣秀吉です。 新史太閤記 (上巻) (新潮文庫) 司馬 遼太郎 新潮社 1973-05-29 売り上げランキング : 7015AmazonKindle..
-
司馬遼太郎の小説・・・ 型破りの日銀マンで、請われてルワンダ中央銀行総裁になった服部正也は、その著『ルワンダ中央銀行総裁日記』(中公新書)に、自らの戦争体験を踏まえつつ、「私は戦いに勝つのは兵の強さであり、戦いに..
-
「燃えよ剣」司馬遼太郎男が惚れる男です。 本当にかっこいいです。 燃えよ剣〈上〉 (新潮文庫) 司馬 遼太郎 新潮社 1972-05 売り上げランキング : 6753AmazonKindle..
-
男たちの遺骨収集 一号艦さん2「郷土部隊」「戦記モノは面白い」 光人社文庫を読み漁り、一個人、一兵卒の奮闘にシンパシーを感じていた一号艦さん。 かの戦争の身近に感じ方や戦記本の底値入手法を語ります。 toyama2.mp3 相方 ..
-
全国区の人気者、実はマニアックな存在だった 「THEナンバー2~歴史を動かした陰の主役たち~坂本龍馬」若い頃。夢中になって何度も何度も、擦り切れるまで読んだ本。 男性諸氏なら、歴史小説を挙げられる方も多いのではないでしょうか。 筆者は、司馬遼太郎さんで育ったといっても過言ではなく、 ..