記事「吉本隆明」 の 検索結果 190 件
-
『言語にとって美とはなにか』 序文初出:「試行」1961年9月~1965年6月 初刊:『言語にとって美とはなにか 第Ⅰ巻』『言語にとって美とはなにか 第Ⅱ巻』勁草書房、1965年 テキスト:『定本 言語にとって美とはなにかI』角川..
-
<本質性>の思想家、吉本隆明ここ1年ほど、吉本隆明の著作を初期から順に読んでゆく、という読書会に参加させていただいているのですが、現在『言語にとって美とはなにか』(1961年~1965年)まで読んできて、だんだんと吉本という思..
-
吉本隆明の<本質性/現実性/幻想性>吉本隆明は『カール・マルクス』で、 【1】本質性 …… マルクスの<自然>哲学に対応 【2】現実性 …… マルクスの市民社会分析(経済学)に対応 【3】幻想性 …… マルクスの宗教・法..
-
吉本隆明「日本のナショナリズム」先日、吉本隆明の読書会で、『自立の思想的拠点』(徳間書店、1966年)から、「日本のナショナリズム」(1964年)を読みました。 「大衆の原像」とか「自立」といった、吉本思想のキーワード..
-
【読書メモ】吉本隆明「想像力派の批判」じつはこのところ、吉本隆明の評論を初期から読んでゆく、という勉強会に参加させていただいていまして、 10月は『擬制の終焉』の中の「想像力派の批判」という論文について、僕が発表する順番だったのです。 ..
-
【読書メモ】吉本隆明『擬制の終焉』ずいぶん長い間、ブログを書かずにいました。 2012年の夏から秋にかけては、引っ越しをしたり転職をしたり旅行をしたりと、いろいろなことをやってきましたが、本は吉本隆明のものを最初から読んできました。..
-
吉本隆明 『世界認識の方法』★おススメのネット本スーパー 『honto』です! 書籍や電子書籍を買うごとに、100円につき1ポイントが貯まります! そのポイントは、また書籍や電子書籍を買うときに使えます。 更に..
-
越えられない命は二重に疎外される。まず外界からの異和として、そして自己自身からの異和として。 この個体発生史での二重疎外と、その疎外態が史的に展開し重層化する様、対幻想、共同幻想、個幻想という幻想の疎外形態で世..
-
俵万智への吉本隆明の視点ー『詩の力』を読んで吉本隆明の『詩の力』が出版されると、アマゾンから広告メールが届いた。すぐに注文。それが届いたので、さっそく読んでみた。 衰えないものである。視点のざん新さ、独創性は、彼の文章を読むと、まず最..
-
『読書の方法』吉本隆明 ー ”なぜ書くかの根拠”自分を見つめる深さにおいてしか、語り得ない言葉というものがある。それを読むことができるから、私は読書をしてきたのだ。自分一人では決してたどり着けなかったであろう認識に、私を導いてくれるから。 ..
-
憮然の用法と吉本隆明の〈指示表出〉〈自己表出〉国語世論調査なるものについて、沖縄タイムス今朝の朝刊、1面の「大弦小弦」で触れている。いやはや、国語教師をしていた私だが、間違って覚えていることがあるものだ。読み出してすぐに、「あれれ」と驚かされた..
-
『ひきこもれ』吉本隆明吉本隆明の『言語にとって美とはなにか』は、たとえ誰が認めなくとも、現在達成されている、言語芸術論の基礎となりうる唯一の理論である。指示表出、自己表出といった、吉本がたてた概念の有効性は、言語芸術を考..