記事「大岡信」 の 検索結果 18 件
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2528 浅き春に寄せて 調整池に霧が立つ今は 二月 たつたそれだけ あたりには もう春がきこえてゐる だけれども たつたそれだけ 昔むかしの 約束はもうのこらない さう! 花は またひらくであらう さうして鳥は かはらずに啼いて 人びとは..
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2431 海の向こうには未来が 高倉健の「訓」とは2014年(平成26)11月10日にこの世を去った俳優の高倉健さんは、私より10数歳年上だが、誕生日は同じ2月16日だった。亡くなって既に9年。ほとんど話題にならなくなった。昨日、久しぶりに夕刊社会..
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詩化注釈大岡信『百人一首』を読む。 本書は、ただ「百人一首」を注釈したのではなく、 「私は、この本でささやかな試みをしてみた。すなわち、通常の注釈書では「通釈」とよばれている部分に、行..
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2229 12月でも黄金時間が 陸游の歎きを少なく「人間には生命ゆえの黄金時代とは別に、人生の『黄金時間』というものが流れている」。これは詩人の大岡信の言葉(『瑞穂の国うた』新潮文庫)だ。黄金時間とは大岡の造語で、衰えても常にあり得る、精神面の充実、..
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第1043夜 【サンタクロースの辞典】【サンタクロースの辞典】 朝日新聞社 1995年12月1日発行 グレゴアール・ソロタレフ 大岡信 訳 この本が、サンタクロースにまつわる(一般的な)ことば…例えば、トナカイ、そり、プレゼン..
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見損なう事ばかり勝間田の 池は我知る 蓮(はちす)なし 然言ふ君が ひげなきごとし 作者不詳 『私の万葉集 四』大岡信著 ..
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貴乃花親方に贈る 万葉の歌ありにほ鳥の 葛飾早稲(わせ)を にへすとも そのかなしきを 外に立てめやも 〔3386〕下総国の歌 ..
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抒情詩とは・・・『私の万葉集 二』大岡信日並皇子尊の殯宮の時に、柿本朝臣人麻呂の作る歌 島の宮 勾(まがり)の池の 放ち鳥 人目に恋ひて 池に潜(かづ)かず *「日並皇子尊」は草壁皇子。「殯宮(あらきのみや)」は、本葬までの仮..
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へ~、そうなの万葉集『私の万葉集』大岡信著。 僕が購入したのが講談社文芸文庫ですが、247ページしかないのに1500円(税別)もします。 セブンネットでいつも購入するのですが、受け取ってみてその薄さで1500..
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瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末に逢はむとぞ思ふ<百人一首>の中の1首だけど、単純な恋愛の歌ではないらしい。 大岡信の解説だが、この歌の作者は崇徳院。崇徳上皇の生涯は読んでいてもすごい。 祖父の妾を父の妃にして、生まれたのが崇徳院。 父の鳥羽..
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季節の和歌(秋)【新古今和歌集】ぼやぼやしていると、秋は早足で駆け去ってしまいそうです。 そこで、今回は、秋の和歌を『新古今和歌集』からお届けしましょう。 ■あはれまたいかにしのばむ袖の露野原の風に秋..
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ロバート・キャンベルさん、大岡信さんを語る。朝日新聞。2017年5月26日。ロバート・キャンベルさん、大岡信さんを語る。 朝日新聞。2017年5月26日。 「大岡信さん 織りあげた宇宙 心に残る 折々のうた」 ロバート・キャンベルさん 日本文学研究..
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