記事「宗教映画」 の 検索結果 7 件
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『ゴルゴダの丘』(1935)一般的な解釈に基づいていますが、映像テクニックに優れています。『ゴルゴダの丘』は1935年のジュリアン・デュヴィヴィエ監督作品で、カトリック信者の寄付を得て、5年の歳月をかけて作られた、聖書に忠実な映画です。解釈も一般的なものであり、物議を醸すような奇抜な..
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『ダヴィンチ・コード』(2006)批評家にはブーイング、観客には拍手を浴びた作品とは?本日、観に行ってきました。平日という事もあり、500人程度収容されるスペースには150人くらいが収まっていました。結構新しい設備だったので、音も良く、席も後ろの方の真ん中を確保できたので、まあ上..
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『裁かるゝジャンヌ』(1927)ほぼ全編がクロース・アップのみで構成された、シネマ(劇映画)。1927年に製作された、カール・ドライヤー監督の代表作のひとつが、この『裁かるゝジャンヌ』であり、ジャンヌダルク物では、後にこの作品を真っ向から否定する、ロベール・ブレッソン監督の『ジャンヌダルク裁..
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『ジャンヌダルク裁判』(1962)余計な演出を削ぎ落とした、シネマトグラフとは何を指すのか。ロベール・ブレッソン監督という名前は、映画ファン、なかでも『シネマトグラフ覚書』などに代表される彼の映画哲学に興味ある人々にとっては、特別な意味を持ちます。『ゴダールの映画史』でも度々引用された、彼..
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『パッション』(2004)残虐な拷問シーンも全篇でひたすら続くと、その効果は半減してしまう。2004年公開作品の中で、キリスト教徒の映画ファンにとっては最も注目を浴びていたかもしれない作品ではないでしょうか。しかし、この作品って、全体として見た場合に心理描写があまり描かれず、直接的な残虐シ..
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『最後の誘惑』(1988)クリスチャンの知り合いと一緒に見たとき、彼女は非常に怒っていた。マーチン・スコセッシ監督が1988年に放った、衝撃の問題作であるこの作品を最初に見たのは1990年くらいで、20歳のときに、アメリカ人のクリスチャン(彼女はスコットランド系で、彼氏はUSエアフォース..
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『薔薇の名前』(1986)演技派俳優、ショーン・コネリー誕生の瞬間。見事な作品です。ジャン=ジャック・アノー監督、ウンベルト・エーコ原作による、1986年度製作作品にして、主演俳優にショーン・コネリーを迎えたこの作品は、公開時は難解なテーマと、作品の舞台が馴染みの薄い中世イタリアで..
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