記事「寄居町」 の 検索結果 63 件
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寄居町折原駅付近の地質と風景地質図をみると,関東山地北縁部は三波川帯であるが,寄居-小川地域については,三波川変成岩の他に跡倉ナップ(あとぐらなっぷ)も広く分布している.跡倉ナップは三波川変成岩に重なる地質体であり,三波川変成岩..
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跡倉ナップの岩体内部にみられるスラスト寄居-小川地域について,跡倉ナップと三波川変成岩との間のスラストは,露頭状況の変化によって,現在では観察不可能と思われる.ナップ岩体内部についても,スラスト(低角断層)は3か所でしか確認されていない...
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寄居-小川地域の低山を登る関東山地北縁部には三波川変成岩が広範囲に分布しているが,関東山地北東縁部に位置する寄居-小川地域では,跡倉ナップも広く露出している.跡倉ナップは三波川変成岩(みかぶユニット)の構造的上位に重なる地質体..
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寄居町栃谷の泥質片岩埼玉県寄居町の西ノ入(栃谷 Tochiya や三品 Mihina)には三波川帯みかぶユニットの緑色岩や泥質片岩が跡倉ナップに囲まれて分布している(次の地質図の Yorii 南方).跡倉ナップの南方には..
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寄居町三ケ山・谷津地域の寄居層埼玉県小川町や寄居町には6000万年前(60Ma)頃に堆積した寄居層が分布している.それほど強く固結していない岩石で,風化が進行して軟弱な岩石になっていることが多い.そのため,寄居層からできている標高..
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薄片中の放散虫化石岩石をルーペで見てみると放散虫化石と推測されるものがしばしば見つかる. 埼玉県寄居町の跡倉ナップに関しても,いろいろの岩石に見出されている. 最近,それらの岩石の薄片について,放散虫化石を撮影して..
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変成岩の薄片を光学顕微鏡で撮影年代測定した泥質片岩と泥岩をテーマにして,5月1日に横浜で発表の予定.年代データを提示するだけなので,特別な準備は不要なのだが,測定された変成岩の薄片を見ていただかないとまずいかな,と考えて,顕微鏡写..
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東秩父村居用で発見した変成岩の大岩塊少し前の大雪をすっかり忘れて,建国記念日におでかけ. 電車から小川町の景色をみると,屋根の雪が半端でない.とにかく目的地まで行ってみようと,寄居駅からバスに乗り,東秩父村居用の神社前停留所で下車. ..
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林道栃谷線を歩く埼玉県の寄居町や小川町は,関東山地北東縁部に位置している.その地域には,おもに三波川帯の岩石が分布しているが,跡倉ナップの岩石も多い. 次の地質図は埼玉県寄居‐小川地域の地質図. 金勝山が中..
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東秩父村居用の砂質変成岩下方に描かれている図は,埼玉県寄居‐小川地域の地質図. おもに跡倉ナップの地質が図示されている.ここで注目する地域は,跡倉ナップ南縁部の西端部.そこには白亜紀中期の変成岩が分布していて,地質図では青..
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みかぶ緑色岩に挟まっている泥質片岩みかぶ緑色岩に挟まっている泥質変成岩は,関東山地ではふつう泥質片岩と記載されている.寄居町の場合も各地でそのとおりである.ところが,荒川沿いのみかぶ緑色岩については,見た記憶はあるが,どんな泥質変成岩..
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小岩体の形成場前回に引き続き跡倉ナップの複雑な地質構造のお話. 前回述べたように,寄居‐小川地域の跡倉ナップは大小さまざまな多様な地質体からなり,その複雑な地質構造はナップのルートゾーンで形成されたと考えられる...
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