記事「小倉百人一首」 の 検索結果 350 件
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小倉百人一首100100.百敷や 古き軒端の しのぶにも なほ余りある 昔なりけり順徳院(84代天皇)<じゅんとくいん>※宮中の古い建物の軒端に生えている忍ぶ草、その忍ぶのように、偲ぶにつけて、いくら偲んでも余りある昔..
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小倉百人一首9999.人も愛し 人も恨めし あぢきなく 世を思ふゆゑに もの思ふ身は後鳥羽院(82代天皇。藤原定家らに「新古今集」を撰集させた)<ごとばいん>※人がいとおしくも、また恨めしくも思われる。おもしろくない..
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小倉百人一首9898.風そよぐ 楢の小川の 夕暮は 御禊ぞ夏の しるしなりける従二位家隆(藤原家隆)<じゅうにいいえたか>※風が楢の葉を吹きそよがせる、上賀茂の御社の御手洗、楢の小川のほとりの夕暮れは、さながら秋のよ..
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小倉百人一首9797.来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ権中納言定家(藤原定家、「百人一首」の撰者)<ごんちゅうなごんさだいえ>※松帆の浦の夕暮れ時、わたしはいくら待ってもやって来ないつれ..
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小倉百人一首9696.花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり入道前太政大臣(藤原公経<きんつね>)<にゅうどうさきのだいじょうだいじん>※桜花を誇って散らす山風が吹きおろす庭に落花の雪が
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小倉百人一首9595.おほけなく 憂き世の民に おほふかな わが立つ杣に すみ染めの袖前大僧正慈円(天台宗の僧)<さきのだいそうじょうじえん>※身の程もわきまえずに、わたしは憂き世に住む民の上に覆いかけるよ。伝教大師..
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小倉百人一首9494.み吉野の 山の秋風 さよ更けて ふるさと寒く 衣打つなり参議雅経(藤原雅経<まさつね>)<さんぎまさつね>※吉野山の秋風は夜が更けるについれて寒くなり、古都の里は冷え込んで、どこからともなく衣を..
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小倉百人一首9393.世の中は 常にもがもな 渚漕ぐ 海人の小舟の 綱手かなしも鎌倉右大臣(源実朝、鎌倉幕府3代将軍。頼朝の次男。母は北条政子)<かまくらのうだいじん>※世の中はいつまでも変わらずにあってほしいなあ。..
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小倉百人一首9292.わが袖は 潮干に見えぬ 沖の石の 人こそ知らね かわく間もなし二条院讃岐<にじょういんのさぬき>※わたしの袖は引き潮にも見えない沖の石のようなもの。あの人は知らないけれども、涙に濡れて乾く間もあ..
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小倉百人一首9191.きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに 衣かたしき ひとりかも寝む後京極摂政前太政大臣(藤原良経<よしつね>)<ごきょうごくせっしょうさきのだいじょうだいじん>※こおろぎが鳴く、霜の降る寒い夜、閨..
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小倉百人一首9090.見せばやな 雄島の海人の 袖だにも 濡れにぞ濡れし 色は変はらず殷富門院大輔<いんぷもんいんのたいふ>※あなたにお見せしたいものですわ。松島の雄島の海人の袖でさえ、濡れに濡れても色は変わりません..
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小倉百人一首8989.玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする式子内親王(後白河天皇の皇女)<しょくしないしんのう>※わたしの命よ、絶えるならばいっそ絶えるならばいっそ絶えてしまってほしい。こ..
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