記事「小川町」 の 検索結果 349 件
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東秩父村帯沢のみかぶスラスト秩父帯柏木ユニットと三波川帯みかぶユニットの境界断層が,小川町栗山集落北方の林道萩帯線に面した大露頭にみられる(松岡,2013, 地球科学).次の地質図のK地点付近が問題の場所で,今回は,安戸西方の帯..
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みかぶユニットの岩石薄片をみる前回の記事では,柏木ユニットの白色凝灰岩の顕微鏡写真を掲載した.みかぶユニットにも類似の岩石は存在する.その一例は笠山峠西方のフェンジャイト片岩である.白雲母に富む白色の片岩で,片理面は微小に褶曲して..
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柏木ユニットの岩石薄片をみる関東山地北東部の笠山-堂平山地域では,三波川帯みかぶユニットの構造的上位に秩父帯柏木ユニットが重なっている.その境界がみかぶスラストである. この地域の研究によって次の結論が得られている. (..
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栗山の延命水の沢文献の地質図をみると,小川町栗山の延命水の水場付近にはみかぶ緑色岩が分布しているが, その少し西方には泥質片岩も存在するようである.そこで,水場付近の沢を西に向かって登り, 泥質片岩をみた後は,..
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笹山東方の沢を登る関東山地北縁部の埼玉県小川町について,笠山や堂平山周辺にはみかぶ緑色岩が広く分布している.この地域のみかぶ緑色岩には稀に泥質変成岩や石英片岩が介在しているが,それらの粒度や光沢などの岩相は,秩父帯のも..
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層状チャート東秩父村の帯沢川で次の画像の露頭を見た時,これが層状チャートだとは思わなかった. チャート一枚の厚さが約1mmというのは(前回の記事参照),稀ではないのか.チャートというと,次の画像のような..
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埼玉県笠山-堂平山地域のみかぶ帯と秩父帯関東山地北縁部には三波川帯の岩石が広く分布している.三波川帯のおもな岩石は三波川結晶片岩類とみかぶ緑色岩類である.次の地質図では三波川結晶片岩類は淡緑色,みかぶ緑色岩類は青緑色で表示されている. ..
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地質図いろいろ(2)前回のつづき. 前回では寄居‐小川地域の地質図で最大の相違点が凡例にあることが指摘された. 今回は比企丘陵に面した低山や丘陵地に分布する中新統が問題である. 地層の区分方法や定義が問題になってい..
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小川町四十柄の角閃岩と角閃石岩の岩塊このブログの最近のテーマは跡倉ナップの木呂子緑色岩メランジュ中の構造岩塊である.今回もこのテーマであり,観察地点は次の図のX印あたり. そこは次のルートマップの地点 h であり,黒い矢印が付..
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緑色岩メランジュ中の角閃岩埼玉県寄居‐小川地域の跡倉(あとぐら)ナップでは南縁部に木呂子緑色岩メランジュが分布している. そこには低温下で形成された細粒の変成岩(木呂子変成岩)が分布している.花崗岩を伴わない変成岩で..
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館川砂防ダム周辺の地質見学(3)またまた小川町の館川砂防ダムの方に出かけた.前回は林道の赤木七重線を歩いて,小川町とときがわ町の境界部の山を歩いた.今回は赤木七重線から分岐する赤木慈光線を歩く.分岐地点から少し東方の赤木慈光線では,..
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館川砂防ダム周辺の地質見学(2)前回に引き続いて埼玉県小川町の館川沿いの地質の見学記録. 前回はダム湖の周回道路の少し南方で見学を終えたので,今回はその先へ進む.小川町とときがわ町の境界部に分布しているチャートが標的である.と..