記事「小説」 の 検索結果 35522 件
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人生のたそがれ。「マティルダのイングランド」を読むウィリアム・トレヴァーの短篇集『聖母の贈り物』に収録されて いる「マティルダのイングランド」は、日本語で120ページ超。 主人公マティルダの少女時代から老年に至るまでが、3つの章で 描かれていま..
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どうぶつたちのキャンプ 第46話レイヴンは正直なところ、日が暮れた後はただちに、殻の自動浮揚推進機能をフルモードにして、もちろん収容籠を伴い安全に進みつつ、自分も素粒子状態と化して休養およびダメージ修復に移りたかった。 だ..
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加藤シゲアキ著「なれのはて」。現役だからこそわかる報道への畏怖第170回直木賞の候補作になった本です。 加藤シゲアキさん、作家としても精力的に活動していてすごいなあと思いました。 しかも今回はハードカバーの中でも厚め。 「作家」に対して本気なん..
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「襷がけの二人」から見る女性の自立と友情の力「襷がけの二人」を図書館でやっと借りられました。 直木賞受賞を発表されてからすぐ予約したんだけれど同じような人がたくさんいて順番待ちがすごかった・・・!! この小説は女中と女主人という..
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俺ではない炎上/浅倉 秋成 -選択するということは誰かとぶつかるということ-■あらすじ ある日突然、「女子大生殺害犯」とされた男。既に実名・写真付きでネットに素性が曝され、大炎上しているらしい。 まったくの事実無根だが、誰一人として信じてくれない。 会社も、友人..
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僕は確かに「檸檬先生」を見ていたのに知らなかった―檸檬先生/珠川こおり「檸檬先生」という共感覚という感覚をもった少女と救われた少年の話の本です。 ■共感覚とは 文字や数字に色が見えたり音を聴くと色が見える感覚。 小説を読んでいると人によって微妙にみ..
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「廃墟の片隅で春の詩を歌え 女王の戴冠」-はたしてパワーとは?-・廃墟の片隅で春の詩を歌え 女王の戴冠 (集英社オレンジ文庫) [ 仲村 つばき ] ★あらすじ 王政復古を果たしたベルトラム朝。 だが女王ジルダと第二王女ミリアムの姉妹間の反目..
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「京都四条月岡サヨの小鍋茶屋」~妙見菩薩を知っていますか?~「京都四条月岡サヨの小鍋茶屋」という時代小説を読みました。 ★あらすじ 頃は幕末、清水寺にほど近い京都四条。 「小鍋茶屋」は、近江草津出身の月岡サヨがひとりで切り盛りする料理屋。..
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アガサクリスティの本は難しく考えて読むものじゃないアガサクリスティのドキュメンタリーを見た。 そういえば、と思い出した。 彼女の著作を読んだことがない。 「オリエント急行の殺人」、「ABC殺人事件」などタイトルだけは知っている。..
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「ベアトリス、お前は廃墟の鍵を持つ王女」-私が目指したい女性ベアトリス、お前は廃墟の鍵を持つ王女を読んだ。 イルバスという国は賢王と呼ばれ広く尊敬されている王によって共同統治が行われている。 一定の年齢になれば性別に関わらず王冠を頂ける。 ..
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250321読んだ本「プチフラワー」誌を毎月買っていた頃に読み切り短篇が気に入って単行本が出ると即購入したのが デヴュー直後の西炯子だけど、熱心なファンではなかったので、単行本は10冊しか持ってない(^_^;) ..
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「囚われのエンゲージ」水島忍22歳の沙耶は小学4年生の異母妹である梨花と二人暮らし。 父はとうの昔に家を出て行方不明。 母は2年前に亡くなりました。 なので歳の離れた妹を娘のように思っています。 ある日沙耶は交通..