記事「小説」 の 検索結果 36252 件
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第171球スーパーエース・結城亮(にしき水惣=愛知)のピッチングは一段と凄みを増していた。150キロ台前半のストレートが、さらに速くなっていく。「まさか、160キロを出すんじゃないだろうな」。マンモスのスピー..
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第170球高校野球の中では間違いなくハイレベルな対決だった。ピッチャー対バッターの力と力のぶつかり合いもいいが、こんな激突も見ごたえがある。わずかなスキも命取りになる。それこそ一瞬の勝負といってもいいだろう。..
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第169球ハンパな俊足ではなかった。予選以来の盗塁成功率は何と100%を誇っている。しかし、そんな武器も塁に出ることができなければ宝の持ち腐れだ。〝精密機械〟はそんな難敵と戦っていた。ミスターK氏のデータと懸..
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第168球真極学園(東東京)大伴監督はナインを集めた。にしき水惣(愛知)のスーパーエース・結城の調子が上向きだしている。「何でもいいから、早く流れをつかまないと…」。狙い球を徹底した。長打を狙わずにミートで剛..
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第167球大げさだろうか。その瞬間、地鳴りがしたような気がした。「ホーっ」。ネット裏最上段の首都タイムズアマチュア担当記者の樹鞍諒一はちょっと年寄りじみたリアクションを見せた。にしき水惣(愛知)アルプス席の村..
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第166球子供の頃は力士になりたかった。それが、いつしかプロ野球選手に変わった。太い腕がたくましい。打席に入る前の素振りも豪快だ。「八重さんにも見せてあげたかったな…」。にしき水惣(愛知)アルプス席で村澤三四..
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第165球マンモスはまだどよめいていた。賞賛の拍手を送った後もざわついていた。にしき水惣(愛知)アルプス席にいた村澤三四郎(東京グレート総務課長)も同じだった。ネット裏最上段に陣取るアンドロメダの面々もそう。..
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第164球マウンドのにしき水惣(愛知)エース・結城亮は捕手・大和竜照のサインにうなずいた。迷いはない。陰の参謀・ミスターKのデータ通りだ。真ん中低め。ただしボールひとつく分ほどストライクゾーンから外す。まさに..
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第163球神奈川マジックの本拠地マジックスタジアムで高杉明太郎はテレビにかじりついていた。もうすぐ試合前の練習が始まるというのに、なかなか選手サロンから離れようとしなかった。画面には弟・賢明が大写しになってい..
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第162球マンモスのスタンドが一瞬だけ静まったような気がする。それからワンテンポずれて、どよめいたような…。神がかり、奇跡といってもいいだろう。おそらく誰もがちょっと目を疑ったハズだ。そして現実と確認するや歓..
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第161球ちょっとニヤけてしまった。いや、本当は満面に笑みを浮かべたい気分だった。それが、この男の習性だった。立ちはだかるものが大きければ、大きいほどファイトがわく。東東京代表・真極学園の4番打者・古城直人は..
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第160球愛知代表・にしき水惣のエース・結城亮の球は重い。しなやかなフォームからズドンと来る。しかも150キロ台がズバズバ来る。相手のバットをへし折るシーンが何て多いことか…。まだ高校1年生でコレだ。まさに怪..