記事「山部赤人」 の 検索結果 72 件
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6-1001大夫(ますらを)は 御狩(みかり)に立たし 娘子(をとめ)らは 赤裳裾引く 清き浜びを大夫(ますらを)は 御狩(みかり)に立たし 娘子(をとめ)らは 赤裳裾引く 清き浜びを 大夫者 御猟尓立之 未通女等者 赤裳須素引 清濱備乎
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6-947須磨の海女の塩焼き衣の慣れなばか一日も君を忘れて思はむ須磨の海女の塩焼き衣の慣れなばか一日も君を忘れて思はむ 為間乃海人之 塩焼衣乃 奈礼名者香 一日母君乎 忘而将念
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6-946御食向(みけむか)ふ 淡路の島に 直向(ただむか)ふ御食向(みけむか)ふ 淡路の島に 直向(ただむか)ふ 敏馬(みぬめ)の浦の 沖辺には 深海松(ふかみる)採り 浦廻(うらみ)には なのりそ刈る 深海松の 見まく欲しけど なのりその おのが名惜しみ 間..
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6-945風吹けば 波か立たむと さもらひに 都太(つだ)の細江に 浦隠り居り風吹けば 波か立たむと さもらひに 都太(つだ)の細江に 浦隠り居り 風吹者 浪可将立跡 伺候尓 都太乃細江尓 浦隠居
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6-944島隠り 我が漕ぎ来れば 羨(とも)しかも 大和へ上る ま熊野の船島隠り 我が漕ぎ来れば 羨(とも)しかも 大和へ上る ま熊野の船 嶋隠 吾榜来者 乏毳 倭邊上 真熊野之船
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6-943玉藻刈る 唐荷の島に 島廻(しまみ)する 鵜にしもあれや 家思はずあらむ玉藻刈る 唐荷の島に 島廻(しまみ)する 鵜にしもあれや 家思はずあらむ 玉藻苅 辛荷乃嶋尓 嶋廻為流 水烏二四毛有哉 家不念有六
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6-942あぢさはふ 妹が目離(か)れて 敷栲の 枕もまかずあぢさはふ 妹が目離(か)れて 敷栲の 枕もまかず 桜皮巻(かにはま)き 作れる船に 真楫(まかぢ)貫き 我が漕ぎ来れば 淡路の 野島も過ぎ 印南嬬(いなみつま) 辛荷(からに)の島の 島の際(ま)ゆ..
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6-941明石潟 潮干の道を 明日よりは 下笑(したゑ)ましけむ 家近づけば明石潟 潮干の道を 明日よりは 下笑(したゑ)ましけむ 家近づけば 明方 潮干乃道乎 従明日者 下咲異六 家近附者
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6-940印南野の 浅茅(あさぢ)押しなべ さ寝る夜の 日(け)長くしあれば 家し偲(しの)はゆ印南野の 浅茅(あさぢ)押しなべ さ寝る夜の 日(け)長くしあれば 家し偲(しの)はゆ 不欲見野乃 淺茅押靡 左宿夜之 氣長在者 家之小篠生
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6-939沖つ波 辺波(へなみ)静けみ 漁(いざ)りすと 藤江の浦に 舟ぞ騒ける沖つ波 辺波(へなみ)静けみ 漁(いざ)りすと 藤江の浦に 舟ぞ騒ける 奥浪 邊波安美 射去為登 藤江乃浦尓 船曽動流
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6-938やすみしし 我が大君の 神(かむ)ながら 高知らせるやすみしし 我が大君の 神(かむ)ながら 高知らせる 印南野(いなみの)の 大海(おふみ)の原の 荒栲(あらたへ)の 藤井の浦に 鮪(しび)釣ると 海人舟(あまぶね)騒き 塩焼くと 人ぞさはにある 浦..
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6-934朝なぎに 楫(かぢ)の音聞こゆ 御食(みけ)つ国 野島の海人の 舟にしあるらし朝なぎに 楫(かぢ)の音聞こゆ 御食(みけ)つ国 野島の海人の 舟にしあるらし 朝名寸二 梶音所聞 三食津國 野嶋乃海子乃 船二四有良信