記事「川上弘美」 の 検索結果 197 件
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ほかに踊りを知らない。(東京日記2) 川上弘美 絵 門馬則雄 平凡社私は、やっぱり川上さんの文章が、好きだなあ・・。 こういうのは理屈ではなくて、感覚の問題なんだろうけれど そう言ってしまうと、このレビューは終わってしまうんである(笑) 川上さんの生活を読ん..
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おめでとう 川上弘美 文春文庫小説っていうのは、言葉を使って、言葉にならない思いを 書く・・という、もうそれ自体二律背反みたいな矛盾を抱えたもの で、その格闘が、読みどころだと思っているんですが。 川上さんの小説は、その「言..
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真鶴 川上弘美 文藝春秋社昨日書いた「東京公園」は、読んでいる間中、ずっと心おだやかでいられた。しかし、この「真鶴」は、なんとも疲れた。いや、疲れた、というのとはちょっと違うのかな。消耗した。あれ?一緒か。この主人公の京には、..
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ハズキさんのこと 川上弘美 講談社最近、川上さんの本を読む機会が多くて、うれしい限りです。 旺盛な執筆欲ですね~。ノッてはるなあ、そんな感じがします。 これは、元々エッセイを、という約束で書き始めたものらしい。 しかし、エッ..
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ざらざら 川上弘美 マガジンハウス短編・・いや、掌編というべきかな。23個の女心。(女心は「個」で いいのか?)自分の心を撫でてみた時に、ちょっとざらっと掌に ひっかかる気持ちを、川上さんらしい、ユーモアと機微でちょこん と掬っ..
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夜の公園 川上弘美 中央公論新社リリと春名という二人の女性を軸にして流れる 恋愛の時間を、丁寧に描いた物語。 「龍宮」などの幻想の気配はなくて、 あくまでも一人ひとりの登場人物の心のなかの流れを 細かく、丁寧に追ってあるんだ..
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卵一個ぶんのお祝い。 東京日記 川上弘美 平凡社これは爆笑するエッセイではないと思うのです、多分。 こう、ひっそりクツクツと共感と自嘲なんかの混ざったちょっと苦い 笑いをかもし出すタイプの本なんですよね、きっと。 にもかかわらず、昨日の夜遅..
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日本文学100年の名作 第9巻 アイロンのある風景(池内紀・川本三郎・松田哲夫)新潮文庫創刊100年記念の中短編アンソロジー全集第9巻。1994年から2003年に発表された16篇を収録。 収録作は、辻原登「塩山再訪」、吉村昭「梅の蕾」、浅田次郎「ラブ・レター」、林真理子「年..
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川上弘美川上弘美(かわかみひろみ、旧姓・山田、1958年4月1日-)は、日本の小説家。東京都生まれ。大学在学中よりSF雑誌に短編を寄稿、編集にもたずさわる。高校の生物科教員などを経て、1994年、短編「神様」..
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『森へ行きましょう』川上弘美森へ行きましょう [ 川上 弘美 ]価格:1836円(税込、送料無料) (2018/4/10時点) 1966年の同じ日に生まれた、パラレルワールドに生きる留津とルツ。それぞれの人生には無数の岐..
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2018年1月に読んだ本2018年1月に読んだ本です。 昨年末、照明器具の蛍光灯を交換したので室内が明るくなって、文字が読みやすく読書が進んだ。どれもよかったけど、特によかったのは『東京プリズン』『ラブレス』『森へ行きまし..
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『100万分の1回のねこ』/井上荒野、今江祥智、唯野未歩子、山田詠美、岩瀬成子、川上弘美、工藤 直子、広瀬弦、江國香織、町田康、綿矢りさ、角田 光代、谷川俊太郎●本の基礎データ(書名、著者名、出版社、価格、出版年月日、ISBN) 100万分の1回のねこ - ●本の所在、読書期間、本の読み方(流し、部分、通読、精読)、難易度、評価 最寄の図書館、5..