記事「戯作者」 の 検索結果 11 件
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京伝と三馬と浮世絵類考慶応義塾大学の図書館が珍しい江戸期の黄表紙を収蔵している。それは人気戯作者の山東京伝(1761~1816)が享和二年に書いた『賢愚湊銭湯新話』という冊子なのだが、そこには後輩戯作者で、『浮世風呂』とい..
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写楽も写楽斎も江戸の人々にとっては「同じ」だと言う研究家もいるのだが、写楽が残した筆名は東洲斎写楽であって「東洲斎」写楽斎ではない。 寛政二年の序を持つ『駿河舞』は喜多川歌麿が画を担当しているもので、当時の江戸名..
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山東京伝は江戸でも一二を争う、人気の戯作者でした。 また、謎の浮世絵師・東洲斎写楽の実像を知っていた可能性もあります。 そんな彼が出版した本の内容を幕府にとがめられ、 手鎖五十日という重い処罰を受けたのが..
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豆腐小僧双六道中おやすみ【京極夏彦・作品一覧】京極夏彦 著者名 : 京極夏彦出版社名 : 角川書店ISBNコード : 9784041009208発売日 : 2013年07月25日豆腐小僧双六道中おやすみ税込価格 : 940 円 妖..
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二代目十返舎一九あまり知られてはいませんが、十返舎一九には二代目を継いだ弟子がいます。本名は糸井武、通称は鳳助といいます。 上州勢多郡花輪村の生まれで、20歳の頃、狂歌師を志して江戸に出て、大田南畝に師事し..
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感和亭鬼武感和亭鬼武はもと武士で、本名は前野曼七といいます。神道無念流の剣術の達人で、一橋家の勘定役を務めていたのに、さっさと隠居してしまい、戯作に専念するために侍をやめて町人となった変わり者です。 ..
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為永春水為永春水は人情本「春色梅暦」の作者として有名です。 人情本というのは洒落本から発達した読物で、婦女子向けの恋愛小説です。当時、女性向けの読物は少なく、春水の人情本は大いに受けました。 寛政..
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曲亭馬琴曲亭馬琴は「南総里見八犬伝」の作者として有名です。 25歳の正月、山東京伝の門人、大栄山人という名で、黄表紙を売り出したのが、戯作者としての始まりです。 その頃、京伝の紹介で、版元の蔦屋重..
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滝亭鯉丈滝亭鯉丈は都八造と称して、一中節の三味線弾きとしても有名でした。寄席にも顔を出して、落語をやったり、一中節や新内節を語りました。手先が器用で、櫛作りや竹細工、象牙細工、駕籠の修繕などもしたよう..
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山東京伝十返舎一九が活躍していた当時、江戸で一番有名な作家は山東京伝でした。 京伝に憧れて戯作者になった者も多く、一九を初めとして、「里見八犬伝」の曲亭馬琴も、「浮世風呂」の式亭三馬も、「自来也説話」の感和..
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十返舎一九一九といえば、映画「写楽」に出ていた片岡鶴太郎が演じた少しお調子者の一九を思い浮かべますが、実際の一九は生真面目な男だったようです。 生まれは駿河の国で、父親は駿府の奉行所に勤めていた武士で、本名は..
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