記事「新撰組」 の 検索結果 769 件
-
鬼の章(15)「毛内さんとしては、もう結論が出ているのではないですか?」 服部の言葉に、毛内は暫しの沈黙の後にゆっくり頷いた。 「嘗て、伊東さんと共に建白書を書き上げた時にも感じた事ですが、あの方の理想は純粋で..
-
鬼の章(14)「さて、どうしましょうかねえ」 暗い表情に反して、声の調子は何処となく軽かった。こんな時の毛内は、自身の中では既に答えを出している。服部にもそれが理解出来る位には、二人の付き合いも深くなっていた。 ..
-
鬼の章(13)「現実問題として、彼らの具体的な活動内容が明らかにならない限り、動きようがないという事だな」 「その通りですが、それが明らかになったとして、岩倉卿が関わっているともなれば禁裏を後ろ楯になさるでしょう..
-
鬼の章(12)御陵衛士屯所である月真院の一室には、重苦しい空気が流れていた。 三日前の新撰組屯所前での出来事を受けて、加納鷲尾を中心に市中や諸藩の動向を調査した。時間と人員の問題で得られた情報は断片的ではあったが..
-
鬼の章(11)それが事実である事は、守護職本陣に出掛けた際に近藤自身が確認して来ている。守護職から近藤ら新撰組に下った命令は、芹沢の活動を妨げるな、という驚くべきものだった。 そこまでの下準備をして、その上で芹沢..
-
鬼の章(10)禁門の変。 それは嘗て、長州藩の過激集団が御所に銃弾を撃ち込むに至った、歴史的な事件である。この事件を通して、長州は賊軍として京を追われる事となる。 この事件の渦中、味方にさえまともに認識されてい..
-
鬼の章(9)「もういい、頭を上げろ」 新撰組屯所内の局長室で、土方歳三が冷たく言い放った。しかし、土方にそう言われても、山崎丞は畳に押し付けた額をすぐに上げようとはしなかった。 暫くして顔を上げても、目線は畳..
-
鬼の章(7)「近藤、済まなかったな。この様な騒ぎを起こすつもりはなかったのだが、つい懐かしくなってしまった。許せよ」 芹沢の声には、嫌みも威圧も感じなかった。嘗て、共に将軍警護という崇高な目的の為に、明日をも知..
-
S8 白刃の月 / 結びの響、始まりの音 歌詞 新撰組 榎本 土方 島田 中島【全員】風を切れ 走れ 立ち止まるな運命 受け入れし者よ闇を行け 二度と振り返るな涙 枯れ果てぬとも 【土方】青く染まる東の空戦を告げる明けの鐘【島田】滾る血潮 赤き思い【中島】不屈の魂 貫きとおせ..
-
M10 いびつないし / 結びの響、始まりの音 歌詞【大和守】早き川 その流れぶつかり削られいびつないし 一つとて同じものはなし【長曽祢】雨打たれ 風吹かれ ずぶ濡れ転がりいびつないし 一つとて同じ形なし【 堀 川 】選ぶこと許されぬ 願って夢見ていび..
-
M6A かっぽれ〜朧月の下/星流れて~ / 結びの響、はじまりの音 歌詞【 土 方 】かっぽれかっぽれ(かっぽれかっぽれ)【 土 方 】かっぽれかっぽれ(かっぽれかっぽれ)【 土 長 】よ よいとな(よいよい)【 土 長 】夜が ああ 深まれば(ああ 深まれば)【 土 長..
-
鬼の章(8)服部を見る芹沢や新見ら一党の視線を見て、土方は彼らの狙いを見抜いていた。狙いは、御陵衛士、そして服部だったのだ。 新撰組屯所の門前で騒ぎを起こせば、御陵衛士の彼らが駆けつけてくる可能性は高い。新撰組..