記事「新田次郎」 の 検索結果 102 件
-
聖職の碑(いしぶみ)伊与原新さんの「月まで三キロ」という小説を読んだ時、この本の著者の新田次郎(にった・じろう)さんのことに触れられていました。お名前は存じ上げているのに本を読んだことがない。これは一度読んでみな..
-
「孤高の人」(上・下)新田次郎著登山家が本質的に有する固陋で偏頗なメンタリティーを可能な限り一般的に文章化した労作である。 題材にした人物は海外遠征に一度も赴かず三十歳そこそこで亡くなったにもかかわらず、上下巻で千ページ近いボ..
-
ZOOMを利用した藤原正彦氏の基調講演「我が人生の応援歌」を聞き日本人の情緒を育んだ悲しい歌の数々を知る文芸春秋が主催した藤原正彦氏(上掲写真)の基調講演「我が人生の応援歌」を聞きました。 ZOOMを利用した講演会で 参加者の顔は写されませんでした。 藤原正彦氏は 父・新田次郎と母・藤原ていの..
-
清里で新田次郎新田次郎原作『剱岳 点の記』が映画化され、 間もなく上映が始まる。 新田次郎と言えば、山岳小説で有名な作家で、 実際に山に登らない人たちにも人気があり、 その名前を知らない人は..
-
ラインの古城(新田次郎)新田次郎、晩年の珠玉の短編集でした!売りに出された由緒あるラインの古城を、買い取ろうと執念を燃やす日本人夫婦の秘めたる過去――表題作のほかには、海外旅行に出かける日本人を描いた『青きドナウの夢の旅』。..
-
霧の子孫たち(新田次郎)初夏、レンゲツツジの赤い群落と残雪のように白いスズランの花で覆われる霧ケ峰の高原。高層湿原植物が群生し、地元民の心の故郷・旧御射山遺跡の広がる美しい大草原をコンクリートの自動車道路が分断します!テーマ..
-
蒼氷・神々の岸壁1ヶ月ほど前、4人の若者が「思い出作りに富士山に登ろう」と計画。全員が冬山は未経験、ジーパンにスニーカーの軽装で、当然ながら登山計画書の提出もなかった。新田次郎が聞いたら、軽装で登るとは、非常識極まり..
-
火の島新田次郎の『強力伝・孤島』の中に収録されている「孤島」の続編とも言うべき作品。台風観測の最前線に位置する絶海の孤島・鳥島は、1965年11月、火山爆発の危機にさらされていた。不気味な地の鳴動、鼻をつく..
-
永遠のためいき星のまたたきは星のためいきだ。地球のある限り星は永遠のためいきをつく。天文学者岡村の一行は天文台の設置調査のため八ヶ岳に登り、遭難寸前の女性パーティを救う。やがて二組の男女の間に芽生えた慕情はシンチュ..
-
強力伝・孤島飯豊で新雪を踏んできたと思ったら、札幌では早くも雪の天気予報だ。今日は、先日ブログ仲間の甘納豆さんからリコメンドのあった新田次郎「強力伝・孤島」を読み終えたので簡単に記しておこう。50貫もの巨石を背負..
-
怒る富士長い夏も終わり、ようやく一息つけそうな季節になってきたが、空虚感にとらわれてしまって何もやろうという気が起きない週末を過ごしている。多分、この夏の疲れと軽い風邪気味のせいかも知れない。今宵は出張の行き..
-
剱岳・点の記1907年7月、陸地測量部の柴崎芳太郎(1876~1938)を測量官とする測量隊が三角点埋設を行うため剱岳山頂に挑んでから、今年100年の節目を迎える。10/18~21の短期間になるが、富山県民会館に..
- 前へ
- 次へ