記事「本」 の 検索結果 110251 件
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「疲労凍死/天幕の話」(平山三男著)~山の図書館「疲労凍死/天幕の話」(平山三男著)~山の図書館 昨年の夏、北海道のトムラウシ山でツアー中の9人が亡くなった。緯度の高い北海道とはいえ、7月のことである。亡くなった中には経験豊かなガイドもいた。「なぜ..
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人は誰でも遭難と隣り合わせ~山の図書館人は誰でも遭難と隣り合わせ~山の図書館「山の遭難 あなたの山登りは大丈夫か」(羽根田治著) 「山の図書館」の第1回は「単独行」(加藤文太郎)を取り上げた。もちろん、最期の山行を除いて生涯単独行を貫いた..
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山の図書館~地上に降りた物語の天使~笹本稜平「未踏峰」地上に降りた物語の天使~笹本稜平「未踏峰」 国際的な諜報戦や警察小説を書く笹本稜平には、山岳小説とでも呼ぶべき作品がある。エベレストを舞台にした「天空の回廊」と、K2で最愛の女性を失ったクライマーの..
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「ヒラリー自伝」(E・ヒラリー著)~山の図書館「ヒラリー自伝」(E・ヒラリー著)~山の図書館 本田靖春の著作「K2に憑かれた男たち」(1979年刊)は、世界第二の高峰を目指す一匹狼たちの物語である。この書には白髪、ひげの男の写真が載っている。吉沢..
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「栄光の叛逆者 小西正継の軌跡」(本田靖春著)~山の図書館「栄光の叛逆者 小西正継の軌跡」(本田靖春著)~山の図書館 元読売新聞記者本田靖春は2004年に71歳で亡くなるまでの4年間、体験的ジャーナリズム論とも言うべき遺作「我、拗ね者として生涯を閉ず」を月刊..
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「氷壁」(井上靖著)~山の図書館「氷壁」(井上靖著)~山の図書館 男は都会へ帰ってきた。列車の窓の外に目をやる。「新宿の空は赤くただれている」。いつもの「戸惑いに似た気持ち」を抱き「一種の身もだえのようなもの」を感じる。 小料理屋の..
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松本清張「遭難」~山の図書館松本清張「遭難」~山の図書館 東西冷戦を描いた「寒い国から帰ってきたスパイ」や「スマイリー」シリーズで知られる英国の作家ジョン・ル・カレは日常を描く名手だった。何気ない動作、せりふにこめられた布石が..
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山の図書館~「百名山の人 深田久弥伝」「百名山の人 深田久弥伝」(田澤拓也著)~山の図書館 「その大衆はやがて峠から嶺にかけての、あたたかい陽を受けたカヤトのあちこちに群がっていた。(中略)健康な青春謳歌の風景が展開されていた。もう私の頭..
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「ラインホルト・メスナー自伝」~山の図書館「ラインホルト・メスナー自伝」~山の図書館 8,000m峰全14座登頂、エベレスト無酸素単独登頂。いまさら説明するまでもない、傑出したキャリアを持つ登山家である。しかし、彼自身に対する評価はさまざまだ..
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「凍」(沢木耕太郎著)~山の図書館「凍」(沢木耕太郎著)~山の図書館 わずかに8,000㍍峰に届かず、エベレストのすぐ隣にあるがゆえに目立たない存在であるギャチュンカンはしかし、美しい北壁を持っている。標高差2,000㍍。その壁に魅せ..
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草すべり(南木佳士著)~山の図書館草すべり(南木佳士著)~山の図書館 なぜ小説を書くのか。この問いに南木氏は自著で答えている。 「(医者として)他者の死に立ち会う回数が増えてくるにつれて、人が死ぬ、というあまりにも冷徹な事実の重さに押..
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「天空への回廊」と「還るべき場所」(笹本稜平著) ~山の図書館「天空への回廊」と「還るべき場所」(笹本稜平著) ~山の図書館 国際的な謀略戦を描くことで定評のある作家が書いた、8,000㍍峰を舞台にした小説2作。 「天空への回廊」は2002年、光文社刊。エベレス..