記事「歴史」 の 検索結果 41484 件
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塩野七生『ローマ亡き後の地中海世界・上』の書評1:イスラーム圏の拡大とサラセン人の海賊業の猛威法秩序に基づくリアル・ポリティクスを追求して広大な世界帝国を建設したローマ帝国だが、4世紀以降は人口減少・農業経済の衰退・元老院の腐敗・キリスト教の浸透(ローマン・アイデンティティの喪失)などによって..
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士農工商の身分制度と商業・貨幣蔑視の価値観:中世日本における自由な異界としての“無縁・悪所”西欧社会と日本社会の歴史を均質的に語ることはできないが、古代社会~封建社会の支配階級としての貴族・武士は『精神的・観念的な価値』に自らの存在根拠を求めている傾向が強く、『物理的な価値』を生み出す農耕・..
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近代産業社会の労働道徳と『脱俗の聖域・無欲の聖性』を生み出した前近代的な宗教(仏教)の禁欲道徳近代産業社会とは労働道徳と市場経済によって成立する社会であり、自然科学と功利主義によって『宗教・思想』の大部分が迷信や誤謬として退けられることになった。日本の歴史では、キリスト教やイスラム教のような一..
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13代将軍徳川家定・14代将軍徳川家茂の婚姻:皇女和宮の降嫁による『公武合体』の挫折と江戸幕府の崩壊『前回の記事』の続きになるが、1787年に茂姫は徳川宗家との家格の釣り合わせのために、寧姫として近衛経煕(つねひろ)の養女となり、1789年に近衛寔子(このえただこ)として婚儀が執り行われた。11代将..
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徳川将軍家と薩摩藩島津家の縁戚関係の歴史:篤姫の先例となった11代将軍徳川家斉と茂姫の婚姻宮崎あおい主演のNHK大河ドラマ『篤姫』の初めでは、島津今和泉家(島津忠剛,ただたけ)の娘であるお一(おかつ)が、一橋派として将軍後継問題に干渉しようと計画する島津本家(島津斉彬,なりあきら)の養女・..
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将軍(後継者)を確保するための徳川幕府の御三家と御三卿のシステム:徳川将軍家と公家の形式的な婚姻『前回の記事』の続きになるが、徳川宗家においては将軍の正室・側室・愛妾を集積させて世継ぎを確保しようとする『大奥』を整備したにも関わらず、たびたび血統断絶(後嗣断絶)の危機に晒された。しかし、徳川将軍..
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世俗と宗教の“ダブルスタンダード(二重基準)”によって支えられた前近代の秩序と近代国家の政教分離原則過去の記事では、孔孟思想と老荘思想の違いについて考えましたが、儒教とはアニミズム(精霊信仰)と祖先崇拝から派生した一つの宗教であり、基本的には『今よりも昔を尊ぶ』という保守的な伝統復古の教えです。近代..
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塩野七生『ローマ人の物語ⅩⅤ ローマ世界の終焉』の書評3:盛者必衰の理に絡め取られたローマ帝国の没落ローマ帝国の崩壊の瞬間をリアルタイムで直接的に実感したローマ市民は一人もいなかったのであり、ただロムルス・アウグストゥスを廃位した後にオドアケルも含めて誰も皇帝位に就任しなかったことで、西ローマ帝国は..
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塩野七生『ローマ人の物語ⅩⅤ ローマ世界の終焉』の書評2:ヴァンダル族の劫掠と全ての力を失ったローマローマ劫掠(410年)後の423年ホノリウスは死去し、西ローマ帝国皇帝にはホノリウスの妹ガッラ・プラチディアが産んだ若干6歳のヴァレンティニアヌス3世が即位するが、実質的な皇帝権力は後見人のガッラ・プ..
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塩野七生『ローマ人の物語ⅩⅤ ローマ世界の終焉』の書評1:安全保障の責務を放棄したローマ皇帝テオドシウス大帝は全軍指揮権を掌握する皇帝として自ら戦場に立った最後の皇帝(インペラトール)であると言われるが、テオドシウスの子として皇位を継承したホノリウス(西ローマ帝国皇帝)やアルカディウス(東ロ..
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帝政ローマのパックス・ロマーナ(ローマの平和)から『ローマ世界の終焉』へと傾斜する諸行無常の歴史ローマの歴史は狼に育てられた双子の兄弟ロムルスとレムスから始まる。古代ローマの建国神話では、紀元前753年に弟レムスを討ち滅ぼした兄ロムルスによって、『7つの丘』を中心とする都市国家ローマが建国された..
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西郷隆盛(西郷南洲)の遺訓と薩摩隼人の質実剛健の気質戊辰戦争と明治維新を経て日本は近代的な法制を整えた中央集権国家となりましたが、明治政府成立後も薩摩の国父島津久光と陸軍大将の西郷隆盛は旧薩摩藩において隠然たる影響力を中央政府に及ぼし続けました。日本各..