記事「泣ける話」 の 検索結果 350 件
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幼なじみと約束の日小さい頃から私と彼はいつも一緒でした。 周りがカップルに間違えるほどの仲でした。 私が彼に恋愛感情を抱いていると気付いたのは高3のときです。 今思うと、その前から恋愛感情を抱いてい..
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婚姻届と手紙彼女とはバイトで知り合った。 彼女のほうが年上で入ったときから気にはなってた。 「付き合ってる人はいないの?」 「いないよ…彼氏はほしいんだけど」 「じゃあ俺と付き合おっか..
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彼が遺した結婚指輪初めて彼と出会った時、私はまだ中学3年生だった。 中学時代の私は同じ年代によく居た「ヤンキー」の様なのとは違った意味でのヤンチャな女の子だった。 喧嘩じゃなくてカツアゲ、暴走族じゃなくてクラブ..
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兄貴の「カーブ」丁度、今お通夜の最中です。兄貴が死にました。4つ年上の兄貴は40歳の若さで、この世を去りました。胃がんでした。 私の家は、母子家庭でした。だから、初めて野球を教えてくれたのは、親父でなく兄..
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数え間違えた小銭俺がケーキ屋で支払いをしていると、自動ドアが開いて、幼稚園児ぐらいの女の子がひとりではいってきた。 女の子は一人で買い物に来たらしく、極度の緊張からか、ほほを赤く染め真剣なまなざしで店員に「..
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強い優しさ事故にあい、足が不自由になってしまいました。 車椅子なしでは外出もできませんし、トイレも昔のようにスムーズに行うことができません。 そんな私からは友人たちも離れていきました。 でもたった..
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パトカーの先導何年か前の、5月の連休中のこと、あるご夫婦が、ライトバンのレンタカーを借りて、佐賀から大分県の佐伯(さいき)市を目指して出かけた。 佐伯市からは夜11時に四国行きのフェリーが出ていたからだ。 ..
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女の子と連絡帳俺が小学校5年生のとき、寝たきりで滅多に学校に来なかった女の子と同じクラスになったんだ。 その子、たまに学校に来たと思ったらすぐに早退しちまうし、最初は「あいつだけズルイなぁ・・・。」なんて..
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聞こえた兄の声我が家の仏壇には、他より一回り小さな位牌があった。 両親に聞いた話では、生まれる前に流産してしまった俺の兄のものだという。 両親はその子に名前(A)を付け、ことあるごとに 「Aちゃんの分..
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俺がお前を好きで一緒にいたい交通事故に遭って左半身に少し麻痺が残り、日常生活困るほどではないけど、歩くとおかしいのがばれる。 付き合い始めの頃、それを気にして一歩下がるように歩いてた私に気付いて、手をつないで一緒に並ん..
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約束の指輪小さい頃から幼なじみの女がいるんだが、そいつとは本当に仲がよかった。 小学生の頃、親父の左手の薬指につけてた指輪が気になって、親父に「なんでずっとつけてるの?」って聞いたんだ。 そした..
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オレンジ色のチューリップ6年ほど前の今頃は、花屋に勤めていた。 毎日エプロンをつけて店先に立っていた。 ある日、小学校1年生ぐらいの女の子がひとりで花を買いに来た。 淡いベージュのセーターにピンクのチェックのス..