記事「泣ける話」 の 検索結果 350 件
-
ハンバーグの味俺の母さんは、生まれつき両腕が不自由だった。 なので料理は基本的に父が作っていた。 ただ、遠足などで弁当がいる時は、母さんが頑張って作ってくれていた。 でも、小学校6年の時の遠足で、見た..
-
妹の携帯電話妹が亡くなって2年の歳月が流れました。 妹からの最後のメールを見て命の尊さ、居なくなって残された者の悲しみがどれほど苦痛か・・・ 白血病に侵され、親、兄弟でも骨髄移植は不適合でドナーも..
-
色褪せたトレーナー俺の家は貧乏だった。 運動会の日も、授業参観の日さえもオカンは働きに行っていた、そんな家だった。 そんな俺の15歳の誕生日、オカンが嬉しそうに俺にプレゼント を渡してくれた。 ミ..
-
おばぁちゃんの宝物両親は私が小さい頃に離婚しました。 お父さんはお酒とギャンブルと借金を重ねて、今ではどこにいるのかも知りません。 お母さんは早々に再婚しましたが、私はまだ幼かったこともあり、新しいお父..
-
おべんとうばこおとうさんがびょうきでなくなってから三年、ぼくは小学一年生になりました。 おとうさんにほうこくがあります。 きっとみてくれているとおもうけど、ぼくはおとうさんのおべんとうばこをかりまし..
-
とうちゃんの卵焼きこの前息子の通う保育園で遠足があった。 弁当持参だったのだが、嫁が出産のため入院していたので俺が作ることに。 飯炊くぐらいしかしたことないのに、弁当なんて無理! 嫁にアドバイス貰ったり..
-
野球、ごめんね幼い頃に父が亡くなり、母は再婚もせずに俺を育ててくれた。 学もなく、技術もなかった母は、個人商店の手伝いみたいな仕事で生計を立てていた。 それでも当時住んでいた土地は、まだ人情が残って..
-
ドーナツの箱学生時代、書類の手続きで1年半ぶりに実家に帰った時のこと。 本当は泊まる予定だったんだが、次の日に遊ぶ予定が入ってしまったので、結局日帰りにしてしまった。 母にサインやら捺印やらをして..
-
血だらけのその手結婚当初、姑と上手く噛み合わなくて、会うと気疲れしていた。 意地悪されたりはしなかったけど、気さくで良く大声で笑う実母に比べ 足を悪くするまでずっと看護士として働いていた姑は、喜怒哀楽を直接表..
-
消防士の親父オレの親父は、消防士だった。 いつなにがあってもおかしくない仕事だから、よく母に 「オレに何かあっても、お前らが苦労しないようにはしてる」 ってそう言っていたのを覚えている。 親父はと..
-
笑い飛ばせば俺が小学生の頃、家のすぐ近くにお好み焼屋があったんだ。 その店はお婆さんが1人でやってるお店で細々と続いてたんだわ。 俺はそのころいじめられててさ、でも家に帰っても家族には何も言えなか..
-
桜色の嘘僕は、いいところなど一つもないと言っていいほど、いやな人間だった。 ルックスに自信はなく、頭もよくはない。そして、人に平気でうそを吐く卑怯者。 僕に構う人など誰もいなかった。もちろん、避け..