記事「涙腺崩壊」 の 検索結果 220 件
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こんな顔してますよ私の父は 全盲だった。 おまけに、若い頃に交通事故にあい、補聴器を付けないとほとんど音も拾えず、右足も左足より15センチ短い。 遠目から見ても 障害者 だった。 母も生まれ持っ..
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連れてかないでくれ私のじいちゃんは私が生まれるまでアルコール中毒だったときいた。 酒に酔い潰れ仕事を休む日も少なくなかったという。 ばあちゃんは何度も離婚を考えたときいた。 けどばあちゃんは我慢して離..
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一人っ子ばんざい私の婦人科系の出費がかさんでいて、我が家はあまり裕福じゃない。 だから息子には申し訳ないんだけれど、おもちゃなんかは お誕生日とクリスマスの年二回しか買ってあげてないんだ。 息子が6歳の..
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母さんの形見今年、母が亡くなった。 遅い反抗期だったと思う。 中学生まで親に逆らわず良い子だった俺が、高校生になり急に親に反抗するようになった。 母親には罵声を浴びせ、家に帰らない日々が続いた。 ..
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彼にプロポーズ彼は肺がんで入院していて、余命宣告されていました。 本人は退院してからの仕事予定もいれ、これからの人生に気力を振り絞っていました。 私と彼は半同棲状態、彼はバツイチ・だいぶ年上ということも..
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迷惑かけてゴメンね一年前の今頃、妹が突然電話をかけてきた。家を出てからあまり交流がなかったので少し驚いた。 「病院に行って検査をしたら、家族を呼べって言われたから来て。両親には内緒で」 嫌な話だということ..
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鳶職の父公用でM高校へ出かけたある日のことだった。 校長先生が、私達を呼び止められて、 「時間がありましたら、お見せしたいものがありますので、校長室までお越しください」 と言われ、校長室に案内さ..
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命は長さじゃない僕が看取った患者さんに、スキルス胃がんに罹った女性の方がいました。 余命3か月と診断され、彼女はある病院の緩和ケア病棟にやってきました。 ある日、病室のベランダでお茶を飲みながら話している..
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婚姻届と手紙彼女とはバイトで知り合った。 彼女のほうが年上で入ったときから気にはなってた。 「付き合ってる人はいないの?」 「いないよ…彼氏はほしいんだけど」 「じゃあ俺と付き合おっか..
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彼が遺した結婚指輪初めて彼と出会った時、私はまだ中学3年生だった。 中学時代の私は同じ年代によく居た「ヤンキー」の様なのとは違った意味でのヤンチャな女の子だった。 喧嘩じゃなくてカツアゲ、暴走族じゃなくてクラブ..
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聞こえた兄の声我が家の仏壇には、他より一回り小さな位牌があった。 両親に聞いた話では、生まれる前に流産してしまった俺の兄のものだという。 両親はその子に名前(A)を付け、ことあるごとに 「Aちゃんの分..
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味も何も無いおにぎりもう20年以上前の事でオンボロアパートで一人暮らしをしていた時の事だ 安月給で金は無かったが無いは無いなりに何とか喰ってはいけた。 隣の部屋には50代くらいのお父さんと小学2年生の女の子が暮ら..