記事「漢字源」 の 検索結果 70 件
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背背を焼く という言葉がある。 (苦しいほど多額の借金)背を焼くような借金 という意味で,梶井基次郎が使ったらしいが,僕には, 背を焼かれるような焦燥感, 焦り, ..
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荒廃國破れて 山河在り 城春にして 草木深し という。本当にそうか。最近の広島の土石流は,ダムに頼って,間伐を怠った附けだと,ドイツから指摘されるありさまである。 不意に思い出す。鶴田浩..
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読むウィキペディアによると, 江戸時代までは,主に四書五経など漢籍の音読が行われていたらしい。黙読が主となったのは,明治時代以降になる。 とある。本当か,と思ってしまう。 書見 ..
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戀戀の字の,「心」の上の部分は, 絲+言(ことばでけじめをつける) からなり, もつれた糸にけじめをつけようとしても容易に分けられないこと といい,亂・乱(もつれる)と同系統..
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立つグランディングに,ちょっと久しぶりに参加させていただいた。夏風邪をこじらしたり,旧友が死んだりと,何かと落ち着かないまま,日があいた。 地に立つ, という意味では,「立つ」という意味に..
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どっち?尾籠な例で恐縮だが, 目糞が鼻糞を笑う と言うのがある。 目やにが鼻垢を笑う とも言う。 猿の尻笑い とも言うらしい。しかし,どっちもどっちと言ってしまっては実..
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気骨昨今気骨のある人間が少なくなった, などときいたふうな口をきく輩が大嫌いである。では,いつの時代ならいたのか。いやしないのである。そんな人間が一杯いたら,日本は今日の体たらくになりはしないし..
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自画自賛昨今自画自賛がおおはやりだ。中韓を貶めて,自分を褒めるというのもあるが,手放しの自画自賛もある。 自画自賛は,自己倫理の劣化以外の何ものでもない。 自分を褒めたい, という言葉が..
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けりけりがつく けりをつける の「けり」は, 助動詞けり であり,けりがつくは, 助動詞けり+が+つく の意味だ。助動詞「けり」は, 過去の助動詞キ+アリ ..
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機微僕は朴念仁で,機微に疎いので,がさつとか,不躾とかと言われる。 機微と言うのは, 容易には察せられない微妙な事情,趣き あるいは 微かな兆し の意味だという。 ..
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ゲーム?僕には,自滅の癖がある。というか,あるらしい。 自然に滅ぶ のである。あるいは, 滅ぶようにふるまう。 あるいは,TA(交流分析)でいう,ゲームをしているのかもしれない。 ..
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待つふと,待つというのは,待っている側の時間軸しか見ていないのではないか,ということに気づく。 よく,相手の沈黙を待つ,という。しかし,それは,待っている側の勝手な都合であって,相手は,自分の時..