記事「熱力学」 の 検索結果 120 件
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熱力学(4-11)「クラペイロンの式」を続けます。 いままで、液体-蒸気系でクラペイロンの式を導出してきましたが、同じ式が物質の状態変化に適用できるようです。 固体の融解例: 与えられた圧力のもとでは固体..
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熱力学(4-10)「クラペイロンの式」を続けます。 クラペイロンの式の応用例: 沸点および標準圧力における、水蒸気の \(dp/dT\) データ: これを代入すると ..
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熱力学(4-9)「クラペイロンの式」を続けます。 前記事の \((V,p)\) 図を再掲します。 図中の点線と臨界等温線 \(ee\) は \((V,p)\) 図を4区域に分割する。 液体状態に対応..
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熱力学(4-8)「クラペイロンの式」に入ります。 ここでは前記事で求めた を、飽和蒸気(液体とその蒸気が平衡にある系)に適用します。 この系での \((V,p)\) 表示の等温線を得る方法:..
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熱力学(4-7)「状態が (V,p) 図に表される系のエントロピー」を続けます。 前記事の内容の考察例として1モルの理想気体に対する \(dQ\) および \(dS\) の表式を考えます。 状態方程式..
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熱力学(4-5)「エントロピーの性質」を続けます。 「孤立系のエントロピーが減少しない」ということを統計的見地から考えます。 「ボルツマンは、熱力学的な系のエントロピーは、その状態の確率と簡単な関係により..
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熱力学(4-4)「エントロピーの性質」に入ります。 系の二つの状態 \(A,B\) を考え、積分が可逆過程の上にとるものとすると、 ですが、積分を不可逆過程の上にとるものとすると、この式は成立せず ..
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熱力学(4-3)「エントロピー」を続けます。 ある無限小過程を考えて、その間にエントロピーは \(dS\) だけ変わり、系は熱量 \(dQ\) を温度 \(T\) で受け取るとすれば 数個部分に分か..
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熱力学(4-2)「エントロピー」を続けます。 \(A,B\) : 二つの平衡状態 \(S(A),S(B)\) : これらに状態のエントロピー そうすると、 が成立します。積分は状態 \(A\) ..
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熱力学(4-1)「エントロピー」を定義します。 前記事の最後の式 つまり可逆サイクルを、別の形で述べることができます。 \(A,B\) : 系 \(S\) の二つの平衡状態 系を始め状態 \..
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熱力学(3-8)エントロピーの話題に入ります。まずは「サイクルの性質」です。 系 \(S\) が、ある循環過程を行うとします。 サイクルの間に、系は \(T_{1},T_{2},\cdots,T_{n},\)..
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熱力学(3-7)熱力学的絶対温度を続けます。 前記事の において、温度 \(t_{0}\) は任意なので、すべての式においてこれを一定に保つことができます。→ \(f(t_{0},t)\) を..