記事「特撮映画」 の 検索結果 213 件
-
『倫敦の人狼』(1935)狼男、月に吠える!後のスタイルの基盤を作った作品。サイレント映画はひとまず置いて、トーキー映画に移行してから初となる狼男映画となったのがこの『倫敦の人狼』です。そして狼男といえば、月に吠える怪物を想像します。ここで登場する狼男ははじめて月に向かって..
-
『キングコングの逆襲』(1967)キングコング対メカニコングはゴジラ対メカゴジラの原点である。東宝設立35周年記念作品として製作されたのは同社の大スター・ゴジラを主役にした対戦シリーズではなく、5年ぶりに招聘したキングコングと機械兵器であるメカニコングとを戦わせるという意外な作品でした。 ..
-
『モスラ対ゴジラ』(1964)♪マハラ~ マハラ モスラ~♪ゴジラが悪役だった最後の映画。本多猪四郎監督、田中友幸製作、伊福部昭音楽、円谷英二特撮に加え、関沢新一脚本、主演に宝田明、助演にザ・ピーナッツというゴジラ映画としては平田昭彦を除くほぼベスト・メンバーが出揃った作品となったのが、..
-
『キングコング対ゴジラ』(1962)日米怪獣スター夢の共演!喜劇的要素が強く、見応えあり。『キングコング対ゴジラ』はゴジラ・シリーズとしては初のカラー作品であり、東宝設立30周年記念作品として製作された映画でもあり、アメリカの大スター怪獣キングコングとの夢のシングルマッチもあり、はじめて..
-
『モスラ』(1961)綺麗なモスラと薄汚い人間たち。『モスラの歌』は古関裕而作曲だった。モスラというと、あのヴィジュアル性がもちろん強く印象に残るキャラクターです。そして、さらにこのモンスターを怪獣映画のベビー・フェイスとして不動の位置に押し上げたのが、ザ・ピーナッツが演じた小美人と彼..
-
『シンドバッド 黄金の航海』(1973)前作公開から、15年後に作られたシリーズ第二作目。特撮映画史上、一二を争う出来栄えを誇った『シンドバッド 7回目の航海(ビデオは冒険)』が製作されたのが1958年、そしてこの続編というかシリーズ映画が製作されたのが1973年です。時間の空白は15年..
-
『空の大怪獣 ラドン』(1956)自衛隊対ラドン。炭鉱町と福岡を舞台に展開される大空中戦。のちの、明るさすら漂うゴジラ対決物とは一線を画する重々しい雰囲気が充満し、カラーなのに、まるでモノクロのような色彩が画面を覆う、シリアス路線を突き進んでいった、東宝怪獣映画の第三弾が『空の大怪獣 ラ..
-
『ゴジラの逆襲』(1955)前作の大ヒットを受けて製作された二作目はシリアス路線の佳作でした昭和のゴジラ映画といえば、監督に本多猪四郎、特撮に円谷英二、製作に田中友幸、そして音楽に伊福部昭を迎えて制作される作品がかなり多い。実際に、この黄金のカルテットが作り上げた傑作映画の『ゴジラ』(19..
-
『猿人ジョー・ヤング』(1949)W・H・オブライエンと彼の弟子、ハリーハウゼンの夢の共演。特撮映画が大好きな人ならば、この作品はまさに夢の競演といえる記念すべき作品です。特殊撮影制作に、『キング・コング』や『ロスト・ワールド』で有名なウィリス・H・オブライエン、そして彼の弟子であり、『シ..
-
『地震列島』(1980)いつ起こっても不思議ではないと言われ続けて30年。数多く製作された東宝特撮パニック映画のうちの一本で、80年代に公開されたのが大森健次郎監督の『地震列島』でした。1973年に日本を沈没させ、1975年に東京湾を炎上させられかけ、そして今回もまた、首..
-
『放射能X』(1954)素晴らしいのに、何故か日本ではあまり人気のない傑作モンスター映画。数あるモンスター映画の中でも、『キング・コング』、『原子怪獣 現る』、『シンドバッド 七回目の冒険(DVDでは航海)』と並び称されるほどの傑作でありながら、なぜかわが国ではあまり褒められることの少な..
-
『東京湾炎上』(1975)技術には時代を感じますが、テーマはかなり根深い。1975年に公開された、『東京湾炎上』は東宝特撮パニック映画のうちの一本で、いまとなっては誰にも顧みられる事もない『ノストラダムスの大予言』とは違い、今の国際情勢に照らし合わせてみても、過去のものに..