記事「理屈」 の 検索結果 211 件
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言葉を論として考える(13)「明日は雨だ」と言う言葉の真偽は、明日になれば明らかになるのです。その言葉の内容の真偽は、その言葉が指示する対象の在り方、明日の天気に、問えばいいのであって、けっしてその言葉を発する人間の誠実性とか存..
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言語を論として考える(12)ある人=クレタ人=嘘つき と言う構造なのです。 人々が、「自分達がクレタ人である事が、全ての言葉の内容を偽にしている」と言う経験知を得ている。 クレタ人であるAが、「明日は、雨が降る」と言った..
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言語を論として考える(11)彼自身=嘘つき と言う実体化とは、彼の語る一々の言葉の内容が偽であると確認出来る事で生まれてくるが、しかしこれからの未来、どんな状況であるかも分からない未来に発せられるはずの言葉の内容さえも、偽であ..
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言語を論として考える(10)<画家が、自画像を描く>と言う言葉を考える。当然画家という言葉で呼ばれる人間がいて、彼が絵画を描くのです。彼が絵の具をキャンバスに塗布する事があって、その塗布されたモノを、絵画と呼んでいる。絵の具を塗..
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言葉を論として考える(9)言葉の説明の世界では、カガミの国のアリスの様に、ファンタジーとして振る舞って、本人と鏡像とか対等に出会う事になってしまうのです。 しかし言葉は、言葉として発声したり、記したりしている時、それは生身の..
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言語を論として考える(8)さて一枚の絵画に対して、そこで成り立っている<主体・客体>と言う構造を、絵画の構造から解き明かすのです。自画像を描いた絵画の場合、描かれている自分の顔は、本体の顔の、カガミへの投影として成り立っている..
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言語を論として考える(7)此処で、絵画の主体と客体の関連を前提にして、言葉について考えるのです。 まず、「画家は、自画像の絵を描く」と言う言葉を考えるのです。この言葉をAさんが発したのなら、Aさんの頭の中にある思いを言葉..
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言語を論として考える(6)一枚の絵画を考える。 まず、主体と客体を考える時、自画像を例にとると、よりはっきりするのです。 一般的な考えとして、画家自身に関わるものが主体で、その画家に対するものが、客体と言う区別をとってしま..
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言語を論として考える(5)一枚の、富士山の姿を描いた絵画に、鑑賞者として対面している時、その姿が、窓の遥か向こうの山並みにある富士山を、描いている事が、両者を比較して理解できるのです。 ーー現物の富士山と描かれた富士山と言う..
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言語を論として考える方法(4)一枚の絵画に描かれている富士山の姿ーーあくまでもある所から見られている姿なのですーーと言う、この説明の言葉は、言葉のレベルの条件を持っている為に、この言葉には、その次に来る言葉がなければ、説明が続かな..
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言語を論として考える方法(3)透明な球体の中心点にある富士山は、たとえば宇宙の中に位置する地球の様に、360度の方向性があると考えて良い。 この360度の方向性ある富士山があって、それを私達は、それぞれの位置からの視点で見る事か..
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言語を論として考える方法(2)とすると、富士山の風景画は、任意の場所から見えている富士山の面Aが、任意の場所に立つ画家の視線に入っている事で、彼の視線に入っているモノを、描いている事になる。 客観的な富士山があっても、それは視覚..