記事「生と死」 の 検索結果 159 件
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Death Education井の頭公園の象、はな子が死んだ。 私なんかよりはるかに年長の、69歳での大往生だった。 三度訪ねて、実際に会えたのは二回。 それももう10年も前のことだ。 さまざまな人がはな子に自..
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人間の一生を貫く矛盾政治が良くなれば暮らしも良くなる、などの幻想は誰でも知っている。 いくら政治や暮らしが良くなっても、人間、結局は老いるのだ。 若い頃に、いずれ現役を離れた時には趣味に生きたいと思っても..
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寡黙な傍観者秋のお彼岸のお中日であった。 快晴の空は地上に穏やかな陽を注ぎ、新酒のような透明感で現世を満たしている。 そこには数輪の曼珠沙華が、燃えるような深紅の艶やかさで風に揺れていた。 こん..
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終日閉門友人の日記に「とんでもない電話があった。ふざけろ! 」とのタイトルが載った。 諸般の事情で経緯は明らかに出来ないが、その「とんでもない電話があった」直後に友人から連絡があり、私も内容を聞いて「ふ..
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唐人お吉子供の頃から家族旅行で下田を訪れるたびに「唐人お吉」の名前は耳にして知っていたが、前回、下田へ来たときに、本格的にお吉のことを知りたくなった。 「ラシャメン」という言葉も同様で、知ってはいても、..
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隣国の事故今回のセウォル号沈没事故に関して、思いつくまま、感想を簡略に綴ってみる。 海難事故ということで先ず思い出したのは、600名近くの乗員が和歌山県串本町沖で犠牲になったトルコのエルトゥールル号遭..
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倶会一処帰宅すると、この時期になって喪中のハガキが届いていた。 それは同じ都内にいながら、遠い親戚からのものだった。 遠いとは、年賀状やお歳暮が届く程度の関係で、今年のお歳暮はかなり早く届き、珍しいこ..
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雨の穴明け方近くに帰宅して窓を開けると、西の空に金星が輝いている。 この季節は、天気さえ良ければいつだって見える。 星らしく、ちゃんと夜の間に天空を半周して西へ消えるのだから、模範的でわかりやす..
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「御巣鷹 26年目の夏」~スゲノ沢~2011年7月15日 写真 文章 Dr.イッコー 「スゲノ沢」は尾根に激突した機体後部が滑り落ちた場所です。 奇跡的に4名の生存者が発見されたの..
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撫子は好きですか花屋さんで切り花を選んでいたら、今年初めて撫子を見つけた。 撫子は一番好きな花。 もうそんな季節なのかと、これは私の感慨。 色取りどりの花を集め、墓参に向かった。 さてしかし、兄は何の..
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スイッチお婆ちゃんが亡くなった。 入院から四ケ月目のことだった。 入院した時点で、当方との関係は終わり、たまにお見舞いに伺う程度だった。 目は開かないけれど、声を掛ければこちらに手を伸ばして手を..
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百か日今日が親友の百か日です。 早いのか遅いのか、感覚が麻痺していますが、これもまた、ひとつの節目です。 少しだけ、前回の続きを綴ってみます。 2008年7月12日 1..