記事「皆川博子」 の 検索結果 36 件
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死の泉(皆川博子/早川書房)・ナチスドイツ、去勢といった興味深いテーマ ・描写が中途半端で、テーマのピントはボケたまま ・感情移入できない登場人物の変態性 おススメ度:★☆☆☆☆ 本作の題材は非常..
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開かせていただき光栄です「解剖」を極めるための学校で、予期せぬ死体が発見された。 この死体はどこから来たのか、誰が持ってきたのか。それと並行して綴られる詩人を目指し状況してきた少年との関連は?。 不..
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万華鏡の幻想 ~皆川博子「倒立する塔の殺人」わたしたちは、切り花なのだ。空想――あるいは物語――という水を養いにしなくては枯れ果ててしまう。しかも、その水には、毒が溶けていなくてはならない。毒が、わたしたちの養分なのだ。 作中..
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半翼を捥がれた天使の哀しい物語「アルモニカ・ディアボリカ」皆川博子/早川書房/2013年/小説/感想驚異の80代作家”皆川博子”さんの力作「聞かせていただき光栄です」の続編にあたる本作。今回も18世紀のイギリスにタイムスリップしたかのような感覚を文字で届けて下さいました。当時のイギリスを感じさせる..
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海賊女王皆川博子 著 人気ブログランキングへ <あらすじ> 1593年、ロンドンがペストに汚染されたという情報が他国に伝わり、イングランドの経済に影響が出ていた。イングランドの財力は、広大な植民地を獲..
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開かせていただき光栄です -DILATED TO MEET YOU-・内容紹介 18世紀ロンドン。外科医ダニエルの解剖教室からあるはずのない屍体が発見された。四肢を切断された少年と顔を潰された男。戸惑うダニエルと弟子たちに治安判事は捜査協力を要請する。だ..
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鏡の偽乙女 薄紅雪華紋様・内容(「BOOK」データベースより) 大正3年、東京。画家を志して家を飛び出した槇島功次郎は、雪の無縁坂で、容姿端麗な青年画家・穂村江雪華と出会う。風変わりだが聡明、ずば抜けた画才を持..
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2013年4月に読んだ本今年は月に7冊前後のペース。 読んだ本を見ると幻想小説、ファンタジー、SFと非現実な本だけになった。 そして、村上春樹の新刊に沸いた4月でした。 お勧めは『かなたの子』。 読んだ本の数:7..
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このバイタリティは何処から湧いて来るのだろう....ゴクリ『聞かせていただき光栄です』/皆川博子/2011年/早川書房/小説/感想少し前にプロスポーツ選手の誰もが避けられないのが「引退」だと書きましたが、同じく『プロ』の世界の作家である”皆川博子”さんには必ずしも当てはまらないのかもしれません。 御歳80歳を越えると言..
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2012年 マイベスト本2012年既読のマイベスト本です。 昨年の既読は59作品。 年々、読書数が減っています。 東日本大震災、原発事故で調べものや思考している時間が増えたことや数年前から読書用の眼鏡が必要になり、用途..
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第16回日本ミステリー文学大賞作家の作品 皆川博子『双頭のバビロン』双頭のバビロン皆川 博子 東京創元社 2012-04-21売り上げランキング : 72485Amazonで詳しく見る by G-Tools 皆川博子『双頭のバビロン』 爛熟と頽廃の世紀末ウィ..
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『双頭のバビロン』 皆川博子 著『双頭のバビロン』 皆川博子 著 東京創元社 2012年刊 幻想色濃厚な歴史ミステリだ。 皆川博子さんの『死の泉』が好きで、またこういう感じのを書いてくれないかな、と思ってた。 つい..