記事「社会」 の 検索結果 35522 件
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佐野眞一さん「津波と原発」「ヘルメットをかぶり、病院の内部に入ってみた。院内はどこも割れたガラスや医療機器、什器類が散乱し、足の踏み場もなかった。床は津波が運んだ土砂が乾いて四階まで白茶けていた。 どのフロアーにも車椅子や歩..
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朝に咲いて夕べに散る「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす」 沙羅双樹の花が咲く季節になってきました。雨に打たれて瑞々しいまでの花びらの白、 一層鮮やかさを増す葉の緑。..
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「あの戦争と日本人」半藤一利さんご本人自らを歴史探偵と称し、幕末から昭和までのわが国近現代史について数々の評論を発表している半藤一利さんの最新作です。その主義主張に偏らない透徹した分析力とわかりやすい言葉での表現力は魅力的で、これま..
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吉村昭さん「三陸海岸大津波」「その頃、海上は急激にその様相を変えていた。 海水が徐々に干きはじめ、それにつれて沿岸の川の水は激流のように飛沫をあげて走り、海に吸われていた。 海水の干く速度が急速に増し、湾内の岩や石が生き物の..
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あらためて政治に絶望何とも奇妙な朝です。新聞を広げる気持ちになれません。国家存亡の危機に瀕しているとさえいえる今、この時に権力闘争に明け暮れる政治家たち。「家がない、お金がない、希望がない」と訴える避難所で暮らす人たちの..
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藤原正彦先生「日本人の誇り」藤原正彦先生の最新刊です。未曾有の震災とそれに続く人間自らが創り出した原子力発電所を制御できずに、その創造物に翻弄されて危機的状況にあるわが国、そして自信を失いかけている国民。そんなわが国の現況を考え..
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酒井順子さん「紫式部の欲望」何と扇情的なタイトルなのでしょう。軽快なタッチで物事を描き続けるエッセイスト酒井順子さんの新刊です。瀬戸内寂聴さんによる「源氏物語」を読破して以来、ついつい源氏本を手にしてしまう自分がいます。 ..
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8人制サッカーと11人制サッカー少年サッカーで唯一の全国へ繋がる大会であるよみうり大会が今年から8人制で行われることになりました。2週間前に地区予選があって、4チームのリーグ戦を全勝で勝ち抜き、久しぶりに県大会への出場をすることにな..
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船戸与一さん『満州国演義第6巻 大地の牙』初巻が発表されたのが平成19年4月、第5巻の刊行が21年1月、その第5巻の帯には次回刊行21年冬とありました。そして、2年ぶりにようやく第6巻「大地の牙」が出版されました。本当に待望久しいとは、こうい..
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川上弘美さん「言葉の力 物語の力」『泣きながら小説を書いたのは、生まれてはじめてのことです。むろん、自分の書いている言葉に感情が動いて泣いたのではありません。震災の後にはじめてキーボードを打った自分の指が少しずつまた新しい言葉を画面に..
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門田隆将さん「蒼海に消ゆ」「祖国アメリカへ特攻した海軍少尉松藤大治の生涯」とのサブタイトルが冠せられた、ノンフィクションライター門田隆将さんの最新作です。既に当時の関係者のいずれもが80代後半のご高齢であり、その取材も困難を極..
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「理論的にありえるものは、必ず自然界に存在する」・・ ニュートン6月号「特集 原発と大震災」から「結局はわれわれ自身もわれわれの国土も、国民ひとりひとりの力で守るしかないという事を、あらためて感じさせられている。ひとりひとりが正しい科学的能力を涵養することこそ、将来の日本にはとても大切なのだ。報..