記事「神曲」 の 検索結果 235 件
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13 ダダの手帖(承前)高橋新吉の詩集にちりばめられた作品は、中也の詩心を燃え上がらせた。中也の試作を語る文章で頻繁に引用されるダダ詩は、彼が友人の評論家・河上徹太郎(1902~1980)に預けていたノートに書かれて..
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YOASOBI 推しの子推しの子のオープニング曲「アイドル」 めっちゃいい曲ですよねぇ! 初めて聞いた瞬間からめっちゃ合ってるし、めちゃくちゃいい! って思ったらやっぱりYOASASOBIの曲かぁ。 って思ってた..
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7 京都(承前) 中原は後年『詩的履歴書』の中で、当時を振り返り、 生まれて始めて両親を離れ、飛び立つ思ひなり と書き残しているのだが、実際の転校後の日常は大変だったようだ。恐らく、その人も地方から..
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セキレイ/Dear sweet heartセキレイの主題歌なんですが、久々のスマッシュヒット。OP/EDのセットでお買い得なのですが、さらにどちらも神曲。どっちもアップテンポでノリノリなのですが、曲調が異なり、2曲をエンドレスで流していると、..
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中原中也とダダイズム 62 魂の暗部(承前) 神を「客観」した――という言葉は、これまで、京都におけるダダ時代の経過を指すものだという解釈がなされているが、これは当然、山口における見神と、山口時代から培われていたキリスト教的な資..
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中原中也とダダイズム 56 地上組織(承前) 2聯の3行の内容を、そのまま順を追って次行の言葉に対応してゆくと「作品」と「印象」が対となって、つながることになるだろう。「印象」が「無機的具象」に相当するものとして対置されている点..
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中原中也とダダイズム 51 至高を求めて(承前) 精神的にも物質的にも、より高度で密度の濃い居場所を求め続けるためには、人一倍より多くのエネルギーを燃やし続けていなければならないが、往々にしてその努力が十二分に報われることは少ない。..
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中原中也とダダイズム 37 欠落した時間(承前) 第1聯の中で奇妙に欠落していた現実的な時間は、2聯の破格の転調によって一気に流れ出し、広がりつつあった詩のイメージ世界は、突然、現実世界と入れ替わる。意識を遮断した処から始まったこ..
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中原中也とダダイズム 36(承前) 中原の思惟は「表現上の真理」を求めて、この時期大きく揺れ動いていたが、現実生活から生じる違和感、倦怠感は、自らの内にある無意識的な領域の描写という方法論を見つけ出すための促進剤となり..
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中原中也とダダイズム 18 故郷と帰省(承前) 京都の古本屋で見つけた「ダダ」の思想と、言葉そのものにとらわれない破格の表現方法は多くの試作品を生んだが、中原の内部で否応なく肥大化し続けている「センチメンタル」な部分を変革し、また、生..
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中原中也とダダイズム 11 神の秩序(承前) 中也の京都時代を取り上げる人々は、何よりも先ずダダイズムに関して述べようとし、富永太郎との交友について多くの言葉を費やす。なるほど中原にとってダダイズムとの出会いは感激的な事件であっ..
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中原中也とダダイズム 9 エムピレオ(承前) これは『神曲』天堂篇第一曲の最初の部分で、テキストは岩波文庫版、山川丙三郎氏訳のもの。(この訳文は大正3~11年の間に警醒社書店から出版された時のものと、ほとんど変わっていないと言われる..
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