記事「笠井潔」 の 検索結果 26 件
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日本人推理作家一覧【か行】海渡英祐 海堂尊 海庭良和 加賀美雅之 垣根涼介 笠井潔 笠原卓 風見潤 梶山季之 梶龍雄 霞流一 加田伶太郎 上遠野浩平 加納一朗 加納朋子 ..
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「虐殺器官」~先進国で起こるテロがなくなった理由とは?以前に、朝日新聞が選んだ「ゼロ年代の50冊」という企画をとりあげたことがあったが、今回ボクが読んだのは「ゼロ年代ベストSF」で第1位になった作品である。「ゼロ年代ベストSF」とは、早川書房が毎..
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「タンゴステップ」~殺人現場に残されたモチーフの美学。上さんにすすめられて「タンゴステップ」(創元推理文庫、柳沢由美子訳)という小説を読んだ。スウェーデン作家のヘニング・マンケルという人の書いた犯罪小説(訳者あとがきによる)である。ボクは最近、北..
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再「コードギアス/R2」~嘘のない世の中は間違いなのか?1年くらい前のことになりますが、このブログで「コードギアス」なるアニメ作品をとりあげました。ボクの好きな小説家の笠井潔氏が、ミステリーでもないしかも小説でもないこの作品のことを「このミス」で書..
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リベンジ「呪われた部分」~バタイユの「栄誉」の厳しさ。前回とりあげたジョルジュ・バタイユの「呪われた部分/有用性の限界」については、よく分かってもいないのに書いてしまったことを末尾に反省文として載せましたが、やっぱり気になったのですぐに再読してみ..
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笠井潔『青銅の悲劇 瀕死の王』帯びに「矢吹駆シリーズ日本篇 待望の第一作」と書かれていますが、これは誇大広告です。矢吹駆は、実際には登場せず、会話のなかで言及されるだけです。ただ、ナディア・モガールが、「わたしは知っているの、もう..
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笠井潔『サマー・アポカリプス』『サマー・アポカリプス』は、矢吹駆シリーズの第2弾です。舞台をパリから南仏に移し、中世異端カタリ派の聖地で起きた殺人事件に矢吹駆とナディアが挑みます。 今回は、ヨハネ黙示録の四騎士をモチーフにし..
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笠井潔『バイバイ、エンジェル』『バイバイ、エンジェル』は、笠井潔のデビュー作であり、矢吹駆シリーズの第1作でもあります。矢吹駆は、日本が生み出した最も魅力的な名探偵の一人です。舞台は1970年代のパリ、ヴィクトル・ユゴー街のアパル..
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笠井潔『ヴァンパイヤー戦争』笠井潔の『ヴァンパイヤー戦争』は、伝奇、SFなど、様々なエンタメの要素がつぎ込まれた豪華なB級小説だと思います。古い作品なので、時代背景が現在とはかなり違っていますが、いまだに面白く読める作品です。 ..
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バカ・アホ・バガボンドヱイトはあんまり器用にできていないので、いくつものお仕事を掛け持ちすることがとても苦手です。スケジュールに余裕があればまだ対応できるのですが、この時期は毎年とてもそんなことを言っていられる余裕などない..
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笠井潔「バイバイ、エンジェル」~犯人は思想という推理小説。笠井潔なる新人作家の作品をなぜ買ったのか、しかもハードカバーで当時の私には高い買い物だったはずなのに。たぶんミーハーな私はカバーに書かれていた五木寛之、開高健、中島梓、3人の推薦文を読んでふら..
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笠井 潔著 「バイバイ、エンジェル」この作家の推理小説を読むのははじめて。前々から気にはなって いたんですが。連休中に時間をとって一気呵成に読み上げました。 彼は寧ろ評論家として知っていたほう。あの「テロルの現象学」 はなかな..