記事「第59話」 の 検索結果 53 件
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聲の形における「因果応報」を考える(14)登場人物がこれまで苦しめられ、第5巻ラストでは全員がどん底まで叩き落とされた「因果応報のループ」から、それぞれが脱出するヒントを得た第6巻をへて、第7巻では、実際にループから脱出し、未来に向かって歩き..
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最終話、同窓生が最も驚く相手は?さて、最終話のラストは、将也と硝子が手をとりあって水門小の同窓パーティ会場の扉を開けるところで終わっています。 第62話、20ページ。 ここから先は想像で補うしかありませんが、このラス..
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第61話、「同じこと」考えてた、の意味とは?さて、第61話は、エンディングに向けて、これまでの懐かしいシーンのリフレインがてんこ盛りの展開となっています。 リフレインそのものについてはエントリを分けて書いていますが、ここではその中でも「同じこ..
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第60話で描かれた、結絃の硝子からの卒業と使命感とは?(3)結絃が硝子の自殺決行直後まで抱いていた、「硝子の保護者」、「自分が硝子を守る」というアイデンティティは、植野の手紙朗読で破壊されました。 そして一方、硝子は、ひとりで「壊れてしまったもの」を取り..
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第59話、すでに距離感に差が出た映画メンバー第59話は、第58話での「永束の映画」に続き、メンバーの将来の進路にもつながる「お披露目」の場面として、佐原がモデルとして登場するファッションショーが描かれました。 別に行った考察によると、このショ..
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第59話 コネタ集火曜日恒例のコネタ集です。 今回は、数はそれほどではありませんが、「読み解き」ができる深い内容のものが多く、エントリのボリュームとしてはけっこうなものになりました。 1)結絃は中3 結絃..
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第59話・定例伏線ウォッチング第59話では、「進路」についていくつかの進展がありました。 佐原と植野の進路が決定し、硝子の具体的な進路の夢が「上京」にあることがわかりました。 一方で、この展開からみると、島田関連については..
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第59話、硝子の手話を読み解く(未完成版)さて、第59話では、第54話に続き、硝子の重要なメッセージが「手話のみ」で示されて、何を言っているのか手話を解読しないと分からない、という展開となっています。 そこで今回も、手話辞典をむりやり逆..
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第59話、硝子はなぜ進路を語るのを照れていたのか?(3)硝子は、自身が目指していた「理髪師」という将来の夢と、いまや誰よりも大切な存在となった将也の「生きるのを手伝う」という役割が交わる究極の未来の夢として、「理髪師として一人前になって、将也と互いに支え合..
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第59話、硝子はなぜ進路を語るのを照れていたのか?(2)第59話で、硝子は将也に「理容師」という将来の夢を語ることを非常に恥ずかしがりましたが、それは単に「石田母に憧れて理髪師を目指している」という経緯を恥ずかしがっているだけとは思えません。 やはり..
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第59話、硝子はなぜ進路を語るのを照れていたのか?(1)第59話後半の硝子と将也の会話で、将也から進路を聞かれた硝子は、顔を赤くして恥ずかしがり、照れながら「話したくない」と将也に告げます。 そして、それでも教えろと食い下がる将也に対して、顔をさらに真っ..
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第59話は第23話のリフレインになっている?(3)音楽のフーガとかでもそうですが、リフレイン構造には「共通点」と「相違点」があり、この2つがうまく組み合わされることによって美しい音楽が生まれます。 同じように、この第23話と第59話のリフレイン..