記事「若木康輔」 の 検索結果 42 件
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試写室だより『旭山動物園物語~ペンギンが空をとぶ~』 よみがえれ、中間映画という名のカレーズ 若木康輔(ライター)地方の一施設の経営再建例がこれほど多くの人々に認知され、愛されるとは! もはや日本を代表するテーマパークであり、各メディアに盛んに取り上げられている旭山動物園。その爽快なサクセスストーリーが、2..
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試写室だより『大丈夫であるように ―Cocco 終わらない旅―』『40歳問題』 “J-POPドキュメンタリー・レビュー”ウィンター・フェス‘08-‘09若木康輔(ライター)CDが出るたび必ず買う国内の新進が、奥田民生の他にいない。J-POPブーム華やかなりし90年代は、僕にとってはいささか寂しい時期だった。あくまでもメジャーしか知らないミーハーの個人見解だが、ミスチル..
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緊急座談会「『映画芸術DIARY』よ、どこへ行く?」映芸ダイアリーズインターネットの広がりに伴い、誰もが映画について自由に発言することが可能になりました。その結果、映画そのものだけでなく、映画について語られる言葉もまた供給過剰の状態に陥っています。こうした状況の中に..
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試写室だより 『真木栗ノ穴』『ボディ・ジャック』秋のオルタナ街道を歩く~日本SF(すこし・ふしぎ)映画狩り若木康輔「映画評ってのは、(その作品やジャンルが)好きなのに書かせるだけじゃ面白くなっていかないんだ。たまには、あの映画じゃノレない、書きたくないって言う奴に無理に書かせてみろよ」 夏がそろそろ始まる頃..
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試写室だより『東京人間喜劇』映芸ダイアリーズ本サイトで試写室だよりを執筆されている深田晃司監督の新作『東京人間喜劇』が10月11日(土)からアトリエ春風舎にて公開されます。本作は深田監督が所属する劇団「青年団」が制作から興行までを行い、オール..
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試写室だより『フライング☆ラビッツ』 羽田に行ってみたら雲の向こうに晴れ間が見えたよ 若木康輔(ライター)実在の女子バスケット・チームであるJALラビッツに、ひょんなことからバスケット未経験の新人CAが入部したら……というコメディタッチの青春スポーツ映画である。 ウサギさん絡みのタイトルでもあるし、..
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試写室だより『ラッキー・ユー』21世紀のハリウッドはエルヴィスの夢を見るアメリカ映画らしい華やスリルがあって、なおかつ爽やかな後口の新作はないだろうか?すぐに銃を撃ったり、人が殺されたりしないもの…と思っている人にお勧めなのが、カーティス・ハンソンの『イン・ハー・シュー..
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試写室だより『プライド in ブルー』フットボールは(本当に)世界をむすぶ本格サッカー映画が日本についに現れた 『プライドinブルー』は、日本映画史にほぼ初めて登場した、本格的なサッカー映画だ。 以前にSMAP主演の『シュート!』があったけど、あれはあくまで青春映画..
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■書評『原田眞人の監督術』シネマウォーズ ハラダの逆襲・日本語版どうもすみません!今年4月に刊行され、早々に映画芸術編集部の方から渡されていた本の書評が、ひとえにこちらの勝手な都合で夏場にずれ込んでしまいました。 出版に携わった皆さんには恐縮至極なのですが、..
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■試写室だより『長江哀歌』沈む街で聖者になるのは大変だ『長江哀歌』の原題は『三峡好人』である…念のため 2006年ベネチア国際映画祭金獅子賞グランプリを受賞した中国のジャ・ジャンクーの『三峡好人』が、いよいよ『長江哀歌(ちょうこうエレジー)』という邦..
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試写室だより『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』嫌われ歌姫の一生、或いは女の花道(1)タイトルについて まず思ったのは、映画の配給・宣伝を仕事にする人たちは大変だなあ、ということだ。 本作の原題は「バラ色の人生」。20世紀の大歌手ピアフの、光よりも影の濃かった劇的な生涯を..
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■試写室だより『君の涙 ドナウに流れ ハンガリー1956』それでも映画は世界の窓なのだちょうど一年前にハンガリーで大ヒットを記録した『君の涙 ドナウに流れ ハンガリー1956』は、とても複雑な映画だ。先を予想させない筋立てや細部に仕組まれた演出の仕掛けがどうこう、ではなく、見た後の感..