記事「詩」 の 検索結果 48524 件
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かけらさあと意気込んでも わたしには予想も計画もたてることはできなくて アピールしたいことがあるはずなのに 霞がかかって ほんのわずかのかけらさえ掴めないのです 両手で..
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跳ぶ未来への入り口のしきいをぴょんと跳ぶ 膝を ゆっくり曲げ いきおいよく伸ばし ぴょんと 銀色の腕時計が手首をすべる 心おどる発見がある 小さい草花のしきつめた庭での ..
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糸アランフェス協奏曲の第二楽章の糸が背後から 幾重にも揺らめいて すっかり酔いつぶれたおまえの狂気の糸がまっすぐまえから 一本ゆるぎなく わたしを挟み がんじがらめにくくり..
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黒くぬれ町角で自転車を急にとめたせいか さあ進もうとしても ペダルにのせた足は空回り 意気込みが 噛んだ唇が 行き交うヒトを眺めるまなざしが 反動をつけて 空のブラン..
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3.11去年は三月に年賀状がきて 裏にはおまえの趣味の俳句が何句か書きこまれていて 隅に 『忘れっぽくなっててごめんね』 小さくて読みとりにくくても ゆっくりたどっていると ..
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戯れに眠りながら目覚めたばかりの夢をみるのです いかにも現実味をおびて蒲団のなかで 何時かしら アイマスクのせいでカーテン越しの明るさはわからないけど もう明るくなりかけ..
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浜辺で白く輝く砂浜から 黒ずんで足あとひとつない浜辺へ 一歩立ちいると 波が おしよせてきて わたしの靴を 裾を 水びだしにする 偶然のたわむれか 濡れようと乾こう..
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仮面序 妄想だから時代をどんなにさかのぼってもわたしは訝りはしなくて、 仮面をかぶった女は着物姿でわたしの前に立ったまま何か口ずさんでいる。 古語でのらりくらりとまるで呪文みた..
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妬まないぼんやり歩いていたら 暗い路地の行き止まりにつきあたって 記憶の誤りにおもいしらされて きびすを返し そのとたんに おまえに会って おまえはノラネコ 背中がかゆいのか..
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沈む沈みがちな思いのままプールへ行こう 沈んだまま浮き上がらなくてもと 早めに家を出て 混みがちの電車に乗って ひとごみをかき分けて乗り換えて 混みすぎるモノレールに乗って ..
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後悔なんとなく 思いついたままに 選び 決めて 実行したから 記憶を探るまでもなく とりかえしがつかなくなって いくら悔いても 悔やみきれなくて 浜辺に立って ..
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黒い何時に中途覚醒があろうとも、 朝の目覚めの時刻は多少の誤差はあってもほとんど予想どおりで、 時計を確かめることもなく、 『さて、起きるころ合いか』と脚を揉んだり二の腕をひねっ..