記事「詩」 の 検索結果 48527 件
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男と女の時女は言う 『どうしてそんなにむきになるのさ』 男は 『むきになんてなっていない』 そう応えながら たしかに 小さいときからそうだった なにかに取り組むと ..
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別れわたしはいつかわたしではなくなった すさんでいた もやもやしていた ふいに後ろから肩をたたかれても気怠く振りむくだけ うるさいおしゃべりはイヤフォ-ンをつけて大音量の音楽で..
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いろは戯歌いいじゃない いろはの歌で 今のおれ いまとなっては 意思をかためて 路頭にて ロンリ-ロンリ- ロコモ-ション ろうろう春の ロマンチシズム はかなくて ..
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急ぎ足なぜか急ぎ足になる 約束の時刻がせまっているわけでもないのに まえのひとを追い抜く そのまたまえのひとを追い抜く ぶつからないように体をなめらかにして するりと さ..
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乱れてた乱れてた おれがおまえが このゲームそのものが すてきな出だしだったのに 明るい笑顔で円陣を組んで 悔いのないゲ-ムにしようなって言いあったのに 空には雲ひとつ..
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男と女の時女は小舟で漂流しながら思った あたしにとってあんたなんて いちまいの目の粗いむしろ 腐りかけて嫌な匂いをはなち 囲炉裏の縁に敷いておいたのか 角のひとつが焼け焦げ..
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孤独ではないわたしは孤独ではない だれにも無視されているわけではない ただ だれかに愛されることによってではなく 憎まれることで 逃げようと後ずさることで あるいは 沈黙のも..
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境界線一 限界があるんだろうな 無償の愛だなんてうそぶいても おまえには 嫌われ ののしられ 恨まれ 生理的にダメなのよって にらみつけられ それなのに つかず離れず..
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ほらホラ-ブラインドはおりてて 薄暗くても もうまもなく日の出だ 夢見が悪かったのか 路地を行くハイヒ-ルの靴音が胸を踏みつける 枝葉をゆらす羽音が嫌がらせや嘲りになって肌を撫でる ..
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これは夢幕が開く これは夢 夢を見ているオレを まるで田舎芝居の照明係にでもなったみたいに 二階さじきのそのうえで待機しているオレがいて どんなスト-リィがひろがるの..
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はさみつつみベランダのハンガ-の洗濯バサミから もう乾いた灰色のハンカチをとって 右手の親指と人差し指でつまんで ふって風にひらひらさせて それでも 心は酔わない 揺れもしない ..
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泣いた泣いた 幼稚園になんて行きたくない お父さんと一緒にいたい お願い 無理やりバスに乗せないで そうだ あの時からぼくはこの世界にきっちり組みこまれた 刻む時を..