記事「読書感想文」 の 検索結果 3851 件
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「60歳のラブレター」を読んで・・NHK出版編 (日本放送出版協会) 60歳といえば人生の酸いも甘いも噛み分けてきた年代・・ そんな年代の夫から妻へ、妻から夫へのラブレターです。 ラブレターというより・・ 夫は仕事に明..
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「男の肖像」を読んで・・塩野七生 著 (文藝春秋) 人間の顔というものは、その人個人のものであるはずである。 だが、場合によっては、その人が生きた時代を象徴する「顔」になるときもある。 という一文で始まる。 ..
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「大正時代の身の上相談」を読んで・・カタログハウス編 (ちくま文庫) 大正時代の新聞紙上での身の上相談。 現代のようにそれについての識者や専門家ではなく担当する記者が回答しているものです。 そしてその問答についての解説もあ..
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「白痴」①を読んで・・ドストエフスキー 著 望月哲男 訳 (河出文庫) 読んで・・というか読み始めてとういうほうが正しいかもしれません。 3巻中の1巻を読み終えたところです。 きっと題名だけなら^^誰もが知る..
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「和菓子のアン」を読んで・・坂木司 著 (光文社) コロコロぽっちゃりでお人好し面・・ でも「Lサイズ」専門店に行かなくてはならないほどのデブではない^^ それでも年寄りと子供には好かれるが・・ ある種の若..
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「そうか、もう君はいないのか」を読んで・・城山三郎 著 (新潮社) タイトルに惹かれて読み始めました。 この秀逸なタイトルはもうこれだけで一つの話を物語っているように感じました。 愛する人や親しい友人を亡くしたときそ..
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「月の上の観覧車」を読んで・・荻原浩 著 (新潮社) どれも人生の切なさを描いた短編集です。 表題作品の「月の上の観覧車」は・・ 映画監督になることを夢みながらも親の稼業のホテル業を継ぎ、 発展そして衰退を..
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「田村はまだか」を読んで・・朝倉かすみ 著 (光文社) 小学校の同窓会、三次会まで流れて来たバーで旧友「田村」を待つ5人・・ 「田村はまだか」 「パンダ全速力」 「グッナイ・ベイビー」「きみとぼくとかれの」 ..
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「ミーナの行進」を読んで・・小川洋子 著 (中央公論新社) 親の事情で芦屋の伯母さんの家に預けられることになった中学1年生の朋子。 一見辛い事に思える状況だが、瀟洒な洋館にベンツ、コビトカバのポチ子、これからいっし..
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「シューマンの指」を読んで・・奥泉光 著 (講談社) 面白かったです^^ 読んでるうちにシューマンが聴きたくなります。 どうしても聴きたくなってCD買いに行ってしまいました^^ 天才ピアニストの永嶺修人に..
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「チョコレート語訳 みだれ髪」を読んで・・俵万智・与謝野晶子 著 (河出書房新社) サラダ記念日、チョコレート革命・・といった新感覚の短歌に魅せられたのはもう20年以上前になります。 その俵万智が与謝野晶子の「みだれ髪」をチョコ..
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「流しのしたの骨」を読んで・・江國香織 著 (新潮文庫) それにしても宮坂家の面々は、次女のしま子ちゃんだけではなく皆「妙ちきりん」だ。 これといった大きなできごとがある話じゃありませんが、 どのくらい「妙ちきりん」か..