記事「読書」 の 検索結果 44421 件
-
難解な文章への対処法 2これは先だって取り上げた文書の話題から一般論へ移ったものである。 「難解な文章」。 人はそのようなものに出会ったとき、どのような態度をとればいいのか。 まず一般的な社会生活を送っている人であ..
-
難解な文章への対処法 1例えば次のような文章がある。 写真論は、過去の被写体とその時間の絶対的な単一性が、写真の中で永遠に存在し続けているかのような美的イメージ(「聖なる遺物」「静止した時間」「光の化石」等など)に溺れ..
-
宮本武蔵に対する厳然たる視点 「宮本武蔵『五論書』の哲学」前田英樹 岩波書店「宮本武蔵『五論書』の哲学」(前田英樹著 岩波書店)は宮本武蔵を描いた本としては非常にユニークで読み応えがあり、それだけに難物でもあると言った内容となっている。 著者の前田英樹は立教大学教授(200..
-
「人気者」は偉いのか? いや、そうでもない。昨日取り上げた言葉をもう一度。 ただ、宮本武蔵という人自身は、『五輪書』を読めば読むほど、人気スターになるべき性質をまるで欠いた、根っから愛相のない人だったということがよくわかる。そのことは..
-
宮本武蔵は人気者? 「宮本武蔵『五輪書』の哲学」前田英樹 岩波書店「宮本武蔵『五輪書』の哲学」(前田英樹著)は実に興味深い本で内容についてはまた改めて取り上げたいが、宮本武蔵とは関係ないけれどおもしろい文章があったので紹介してみたい。 ただ、宮本武蔵という..
-
「あからさまさ」と、カラヴァッジョの「ホロフェルネスの首を切るユディト」、ルーカス・クラナハ(父)の「ユディト」。「ホロフェルネスの首を切るユディト」だけでなく、カラヴァッジョの作品には「現場写真」を思わせるものが多い。 ユディトの伝説を描いても他の画家とまったく雰囲気が違うのはその「あからさまさ」だと言うこと..
-
ユディトの顔の希少性 カラヴァッジョ「ホロフェルネスの首を切るユディト」カラヴァッジョの「ホロフェルネスの首を切るユディト」は、まさに「暗殺の瞬間」を描いた、しかもヴィヴィッドな表現で描いたところに大きな特徴がある。 血がスプラッター映画のように噴き出し、ホロフェルネス..
-
画家たちの愛したユディトの物語とは?旧約聖書外典「ユディト記」の主役と言えるユディト。 ユディトは美しき寡婦で、ベツリア(べトリア)という町に住んでいた。 ユディトは美しいだけでなく非常に信仰心の強い女性で、周囲の人たちから尊敬の念..
-
わたしの愛するカラヴァッジョ作品 「ホロフェルネスの首を切るユディト」その2ところでユディトの物語をご存じだろうか? これは旧約聖書外典「ユディト記」の中の物語なのだが歴史的事実かどうかというと、「違うだろう」という説が有力になるようだ。 かと言って、神話や聖書にまつわる..
-
わたしの愛するカラヴァッジョ作品 「ホロフェルネスの首を切るユディト」その1さて、わたしの特に愛するカラヴァッジョ作品について触れていこう。 まず「ホロフェルネスの首を切るユディト」。 首を着られるホロフェルネス。 ユディトの剣は、ホロフェルネスの首に半分以上食..
-
「花を美しい」と思わない感性(?) 「カラヴァッジョ」ティモシー・ウィルソン=スミス著 宮下規久朗訳 西村書店花を見ても何も感じない人がいる。 「そんなバカな」と思うかもしれないが、いるのだこれが。 「教育」ということを考えるとき、子ども時代に闇雲に英会話などを習わせるよりも、例えば「花を美しい」と感じ取..
-
「明るい」「暗い」の対立 カラヴァッジョの愛した場所 「カラヴァッジョ」ティモシー・ウィルソン=スミス著 宮下規久朗訳 西村書店いつからだろう、現代の日本人は、「明るい」に大きな価値観を置くようになった。 人間を「明るい」「暗い」に分類し、「暗い」と烙印を押された人間に対して、マジョリティのつもりの「明るい」と称する人間たち..