記事「読書」 の 検索結果 44534 件
-
書話§再読『花神』司馬遼太郎-下巻-かくして村田蔵六(大村益次郎)は、自分自身に向けられる危機に対し ての鈍感さの故に、むざむざと殺されてしまう。 明確な目的意識と正確な計算能力によって、官軍は彰義隊を上野で殲 滅させた時でも..
-
書話§再読『花神』司馬遼太郎-中巻-明治維新は進行していく。 中巻に至って、ようやく村田蔵六が表舞台に登場してくるのだ。自分 の郷土に対するシンパシーをして、長州藩からの低待遇など気にもせ ずに一個の“器械”として活動を開始す..
-
書話§エンペドクレスのサンダル突然、表題の言葉を思い出した。 高尚な哲学の話題とかではなく、もうちょっと下世話な小説の中での 他愛のない会話からである。ネタ本は庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつけ て』という今から40年近くも前..
-
書話§再読『花神』司馬遼太郎-上巻-政財界人が読む司馬作品は『坂の上の雲』のようなものが主だったり していて、必ずしも『花神』が挙げられないのは、この小説の主人公 が“技術者”で、思想信条を語る度合いが少ないからだろう。 最初..
-
悼話§D・ハルバースタムさん(ジャーナリスト)『ベスト&ブライテスト』を読もうとして挫折しました。自分の中で 読むため必要な能力と基本的な準備が完全に不足していたのです。 気を入れ直して、もう一回読み直すことにします。 それにしても..
-
選話§競争相手との付き合い方ずいぶん昔の音楽雑誌に、日本の某オーディオメーカーの社長お屋敷 訪問という記事があった。自宅のオーディオ・システムには自社製品 がなくて、例えばアンプはマッキントッシュだったりしていた。 そ..
-
書話§『おくの細道』と『イタリア紀行』松尾芭蕉が江戸を発って“みちのく”を巡る長旅に出たのは1689年、 ゲーテがワイマールの公務を投げ出し「我もまたアルカディアに!」 と嘯いてイタリアに出奔したのが1786年のことである。 百..
-
筋話§歌舞伎座で買う筋書まじめに歌舞伎座に通うようになって4年が過ぎた。 筋書がどんどん溜まってきている。整理をしたら既に棚一つが占領さ れそうな勢いなのだ。これまでは出かける都度買っていたのだが、こ の先をどうし..
-
怪話§本棚ラプソディー“本が肥る”新しい本棚が我が家に届いた。現状を可能な限り改善しようという目 論見で、本棚一つ――3重棚になっている――で約800冊収納可能 とあった。 ……思うように入らないのである。所有している本の種..
-
駄話§こんな漫画を読んでいた[1]物心ついて初めて読んだ漫画誌は“少年画報”だったかと記憶。掲載 されていた作品では『まぼろし探偵』あたりが有名どころか。 当時、月刊漫画誌……“ぼくら”とか“少年クラブ”だったか……の 多く..
-
悼話§渡辺和博さん(イラストレーター)いわゆる“ヘタウマ”系のイラストレーターで、飄々とした味わいの 絵を描く人だった。 週刊朝日に連載中の嵐山光三郎のコラム『コンセント抜いたか』のイ ラストを担当している。ついこの間も最新号で..
-
書話§『やっぱりクマが好き!』『やっぱりクマが好き!』というタイトルの本である。作者はドイツ 人のローター・J・ザイヴァート、翻訳は独文学者の山崎太郎。 ドイツ語原題は“Die Bären Strategie”だ..