記事「連載」 の 検索結果 1161 件
-
週刊少年ヨシダ(Vol.32) [連載]タイトル: 週刊少年ヨシダ(Vol.32) [連載] ライター: ヨシダプロ 掲載日: 2004/02/21 ウィークリーテーマ: 土曜:週刊少年ヨシダ 総ページ: 20p ロケ地: パ..
-
八章 不協和音の共鳴 続き竜神は頼りにならぬ、と判断したわけではないだろうが、次に動いたのは玄武であった。四本の太く短い足を動かしてその巨体を後退させ、陸地から海に移動して潜り込んだ。それは逃走のためでなく、自分の攻撃の準..
-
八章 不協和音の共鳴 続き結論から言えば、眼鏡の司書教諭は正しかった。葛城麟児は朱雀の上で、その原因の一端である三面六臂の巨人と対峙していた。 巨人には、三体の霊獣に包囲されているという恐怖は微塵も感じられない。その..
-
八章 不協和音の共鳴大地の衝撃は、夜の海郷市立高校の高校の体育館を激しく揺るがせた。 一時的に証明が落ち、身の回りの品だけを持って集まった海郷市民の口から上がったヒステリックな悲鳴が、体育館の広い空間で反響しあった..
-
七章 三原山の決闘火口から、まるで懸垂でもするかのように全高二〇メートルは下らないだろう巨体を現した六本腕の巨人が姿を現した。 だが、その表情は、天地に生きる全ての存在を憎悪し、そして殺戮せんと欲する表情に歪みき..
-
七章 三原山の決闘 続き一瞬の五感の消失を先触れに、強烈な眩暈と不快感が麟児を襲った。 涙に滲む麟児の視界が、いやに朱かった。それが朱雀の羽根であると気付いたとき、遅かったな、とでも言いたげに霊鳥がひとつ鳴いた。 ..
-
・日本への入国は厳しいのだの巻(19)この零戦に乗って新東京国際空港に降り立つ。 滑走路はたった一つだがなぜか出入り口は沢山あって、 いったい何処へ行けば出られるのか迷ってしまう。 迷って通路を延々と歩かせるのがこの空港の狙いであ..
-
七章 三原山の決闘 続きその瞬間を目撃したのは、隆だけではなかった。 天藍公主と亀老が踊りこんだ瞬間、その業は振るわれた。 魔剣を振り下ろした姿勢の紂王の豪腕の間から、霊刀の白刃が延びている。その白刃に抉られた傷口か..
-
七章 三原山の決闘 続き玄武錘と金鞭が、人の領域を遥かに超えた剛力で百合交えたところで同時に砕け散った。その破片が地に落ちるより早く、二人の老将は徒手による絶技を繰り出しあった。 聞太師の掌法(しょうほう)が、周囲が凶..
-
七章 三原山の決闘 続き竜種の眼でも見通せないほどの闇をかき分けるようにしながら、真堂隆は、大地を穿つ回廊を走っていた。 隆の脳裏に、麟児が見せる様々な表情が浮かんでいる。 憎たらしい驕慢な表情、癇癪を起こした表情、..
-
七章 三原山の決闘 続き目標を見失った金鞭が大地を穿ち、体勢が崩れた聞仲に、亀老の鴛鴦脚が襲い掛かった。破城槌の如き両足から顔面を庇うべく咄嗟に聞仲は両腕が交差させた。左右両足からの衝撃を受け、聞仲の身体は霊獣の鞍から吹..
-
「笑えないジョーク集」のご紹介!! Part.3「笑えないジョーク集」 時々…つぶやき http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/1097430/1119877 を閲覧頂けば、70作ほどを纏(まと)めて、ご覧..