記事「飯豊」 の 検索結果 41 件
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7月の飯豊山(弥平四郎口)(3)この飯豊本山山行のブログが冗長化してしまって恐縮だが、例えば花式K5C5A5+5G5で表される花を考えてみよう。これはガク片5個、花弁5個、オシベが5個ずつ2輪、雌しべ5個が並んだ花である。花形にはタ..
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7月の飯豊山(弥平四郎口)(2)前述の著書には花式図までとりあげてなくリンネの言葉ではないが、花のつくりは基本的に属ごとに決まっている。ただし、キク科やラン科のように多くの属が同じ花式を持つケースと、ウスユキソウ属のように複数の花式..
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7月の飯豊山(弥平四郎口)前回の飯豊大石山への山旅に続いて、今年2回目の飯豊山行となった。被子植物の花のつくりを理解する簡便な方法として、花式や花式図による方法があるらしい。花式はちょうど化学物質における化学式もどき。花式図は..
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足ノ松尾根~頼母木小屋(4)いずれにしても「高山植物」という言葉は、不思議な魅力を持っている。厳しい高山帯の環境で、風雪・乾燥に耐え、ひっそりと色鮮やかに、体に似合わず大きな花をつけるが祖先が同じせいか似通っている。特に黄色系の..
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足ノ松尾根~頼母木小屋(3)ところでこの植生帯について見る場合、高山帯を何処におくかについて2つの考え方があるそうだ。1つ目は単純に森林限界以高とする考え方である。森林限界は飯豊においても、上下の植生景観に不連続な差があり植生帯..
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足ノ松尾根~頼母木小屋(2)「高山植物」という言葉が使われ始めてから1世紀が経ったと云われるが、本来的にこの高山植物とは何なのだろうかという提起が、足ノ松尾根~頼母木小屋の続きである。山渓ハンディ図鑑の当該本をまとめられたDr...
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足ノ松尾根~頼母木小屋先週末の土日は九州方面では梅雨前線の影響で大雨が降っていたようだが、1週間前の土日は新潟周辺では、天気予報とは裏腹に天候に恵まれた。仲間と今年初めての飯豊に入山することができたので、簡単に記しておきた..
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菱ケ岳、五頭山無雪状態の内ノ沢左岸尾根を登り、村杉温泉薬師堂からの登山道が右から繋がる分岐点に30分ほどで到着。5分ほど休憩してから、尾根の右側を巻きながら緩登のうちに、曲がり角の遭難碑のたつ菱見平についた。菱見平..
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11月の飯豊山(弥平四郎口)飯豊へ登った人は、弥平四郎という人名に似た地名に奇妙な印象を受けるであろう。最初に、この奇妙な村名の由来を追及してみようか。それにより、この最奥の集落の方々がこの地に定着するようになった由来が、明瞭に..
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野菊咲く倉手山「野菊の墓」を書いた伊藤左千夫は、この小説を「山会」(正岡子規門下の文章会)で初めて朗読したとき、みずから感極まって涙を流したと伝えられている。彼の活躍した明治30年代は、日本人が西洋文化の影響下に初..
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梶川尾根リベンジ(続き)低気圧が日本海側を通過したせいか夜半から強風が吹き荒れたが、明け方には弱くなってきた。強風のお蔭で大気のモヤを吹き飛ばしてくれたため、遠望が効いて素晴らしい朝であった。あいにく北股岳のギルダ原側は、日..
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梶川尾根リベンジ1ヶ月前に暑さのためにリタイアした飯豊の梶川尾根を、リベンジ。天候的には秋雨前線の北上は避けられ降られなかったが、日本海側の低気圧移動に伴うフェーン現象のため気温が上昇し1ヶ月前と似た環境の中でのアル..