記事「高橋虫麻呂」 の 検索結果 43 件
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9-1754今日の日に いかにかしかむ 筑波嶺(つくはね)に 昔の人の 来けむその日も今日の日に いかにかしかむ 筑波嶺(つくはね)に 昔の人の 来けむその日も 今日尓 何如将及 筑波嶺 昔人之 将来其日毛
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9-1753衣手 常陸の国の 二並ぶ 筑波の山を 見まく欲り 君来ませりと 暑けくに 汗かき嘆げ 木衣手 常陸の国の 二並ぶ 筑波の山を 見まく欲り 君来ませりと 暑けくに 汗かき嘆げ 木の根取り うそぶき登り 峰の上を 君に見すれば 男神も 許したまひ 女神も ちはひたまひて 時となく 雲居雨降る..
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9-1752い行き逢ひの 坂のふもとに 咲きををる 桜の花を 見せむ子もがもい行き逢ひの 坂のふもとに 咲きををる 桜の花を 見せむ子もがも 射行相乃 坂之踏本尓 開乎為流 櫻花乎 令見兒毛欲得
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9-1751島山を い行き廻(めぐ)れる 川沿ひの 岡辺の道ゆ 昨日こそ 我が越え来(こ)しか 一夜島山を い行き廻(めぐ)れる 川沿ひの 岡辺の道ゆ 昨日こそ 我が越え来(こ)しか 一夜(ひとよ)のみ 寝たりしからに 峰の上の 桜の花は 瀧の瀬ゆ 散らひて流る 君が見む その日までには 山おろしの..
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9-1750暇(いとま)あらば なづさひ渡り 向つ峰(を)の 桜の花も 折らましものを暇(いとま)あらば なづさひ渡り 向つ峰(を)の 桜の花も 折らましものを 暇有者 魚津柴比渡 向峯之 櫻花毛 折末思物緒
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9-1749白雲の 龍田の山を 夕暮れに うち越え行けば 瀧の上の 桜の花は 咲きたるは 散り過ぎに白雲の 龍田の山を 夕暮れに うち越え行けば 瀧の上の 桜の花は 咲きたるは 散り過ぎにけり ふふめるは 咲き継ぎぬべし こちごちの 花の盛りに 見さずとも 君がみ行きは 今にしあるべし 白雲乃..
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7-1478我が行きは 七日は過ぎじ 龍田彦 ゆめこの花を 風にな散らし我が行きは 七日は過ぎじ 龍田彦 ゆめこの花を 風にな散らし 吾去者 七日者不過 龍田彦 勤此花乎 風尓莫落 九州八十八湯 第36湯博多温泉 藤の苑
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7-1747白雲の 龍田(たつた)の山の 瀧の上の 小椋(をぐら)の嶺に 咲きををる 桜の花は 山高白雲の 龍田(たつた)の山の 瀧の上の 小椋(をぐら)の嶺に 咲きををる 桜の花は 山高み 風しやまねば 春雨の 継ぎてし降れば ほつ枝は 散り過ぎにけり 下枝(しづえ)に 残れる花は しましくは 散..
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9-1746遠妻し 多賀(たか)にありせば 知らずとも 手綱の浜の 尋ね来(き)なまし遠妻し 多賀(たか)にありせば 知らずとも 手綱の浜の 尋ね来(き)なまし 遠妻四 高尓有世婆 不知十方 手綱乃濱能 尋来名益
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9-1745三栗(みつぐり)の 那賀(なか)に向へる 曝井(さらしゐ)の 絶えず通はむ そこに妻もが三栗(みつぐり)の 那賀(なか)に向へる 曝井(さらしゐ)の 絶えず通はむ そこに妻もが 三栗乃 中尓向有 曝井之 不絶将通 従所尓妻毛我
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9-1744埼玉(さきたま)の 小埼(をさき)の沼に 鴨ぞ羽霧(はねき)る おのが尾に 降り置ける霜埼玉(さきたま)の 小埼(をさき)の沼に 鴨ぞ羽霧(はねき)る おのが尾に 降り置ける霜を 掃(はら)ふとにあらし 前玉之 小埼乃沼尓 鴨曽翼霧 己尾尓 零置流霜乎 掃等尓有斯
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9-1743大橋の 頭(つめ)に家あらば ま悲しく 独り行く子に 宿貸さましを大橋の 頭(つめ)に家あらば ま悲しく 独り行く子に 宿貸さましを 大橋之 頭尓家有者 心悲久 獨去兒尓 屋戸借申尾