記事「IS<インフィニット・ストラトス>」 の 検索結果 270 件
-
IS<インフィニット・ストラトス>二次小説 第91話 闇の中にある物帰国してから、俺は例の紙を分析に掛けた。 一見すると、やはりどこにでもある紙。 けど、表面に普通の人間では解らないくらいの、微妙な凹凸があった。 しかも、この凹凸は文字。 これを読み..
-
IS<インフィニット・ストラトス>二次小説 第90話 アンダーグラウンド「お加減は、如何ですか?」 「お蔭様で、とても楽です。何より、経済的負担が比べものにならないくらい軽いのでとても助かります。なんと、お礼を言えばいいのか…。」 「いえ。頑張った甲斐がありましたよ。..
-
IS<インフィニット・ストラトス>二次小説 第89話 荒野の男達「少し、階段が急だ。足元には注意してくれ。」 俺がロバートに案内されたのは、ニューヨーク郊外の雑居ビルの地下。 けど、どう見てもただの雑居ビルの地下じゃない。 巧妙に偽装された、監視カメラ..
-
IS<インフィニット・ストラトス>二次小説 第88話 修学旅行卒業式が終わって、2日後。 俺達は、ニューヨーク行きの飛行機の中にいた。 あまりにも季節外れと言わざるをえない、修学旅行の為である。 無論、事情はある。 IS学園は、普通の高校が修学..
-
IS<インフィニット・ストラトス>二次小説 第87話 春、麗らかならず「来賓のリストは?」 「こっち~。」 のほほんさんから受け取ったリストに、俺は素早く目を通す。 OK。問題ない。 卒業式の準備は整っているけど、最終チェックを欠かすことは出来ない。 ..
-
IS<インフィニット・ストラトス>二次小説 第86話 嵐の後の嵐<後篇>ロイヤル・アルバート・ホール。 ヴィクトリア女王が、夫アルバート公に捧げた演劇場。 そこが、チャリティ・オークションの会場だった。 参加するのは、皆、各国の富裕層ばかり。 俺もどうい..
-
IS<インフィニット・ストラトス>二次小説 第86話 嵐の後の嵐<前篇>実技試験が終了し受験生たちが母国への帰途に着いた頃、生徒会メンバーにラウラ、アンナと言った面々に武装教官たちは会議を開いていた。 「奴らの足取りは?」 「その後、掴めていません。」 真耶から..
-
IS<インフィニット・ストラトス>二次小説 第85話 海洋の決戦南北米連合艦隊が襲撃を受けた頃と同時刻、NATO艦隊も襲撃を受けていた。 「右舷60度より、ミサイル来ます!」 「取り舵70。ESSM発射!」 ザクセン級フリゲート、ハンブルクからESSM対..
-
IS<インフィニット・ストラトス>二次小説 第84話 Et pas un bon voyageIS学園の朝。 弓道場では、朝練の時間でないにも関わらず部員が集まっていた。 その視線の先には、どこまでも静かな“気”を纏って矢を射る一夏の姿があった。 手にする弓は上段者が使う竹製で、..
-
IS<インフィニット・ストラトス>二次小説 第83話 ダンスマカーブル・イン・ナポリ「本気で、仰っているのですか?」 真耶は厳しい表情で、ジョルジに詰問するような口調で確認する。 「お気持ちは、私なりに察しているつもりです。しかし、全盛期とまではいかなくとも、相手はカモッラの中..
-
IS<インフィニット・ストラトス>二次小説 第82話 ファイナンシャル・ワールド・ウォーげっ…。マジかよ…。 俺は、金の流れを追いながら顔を顰めた。 カモッラまで、絡んでいやがる…。 ナポリを中心とする、イタリア四大マフィアの一つ、カモッラ。 近年弱体化してきたけど、最..
-
IS<インフィニット・ストラトス>二次小説 第81話 Dr.織斑の日々「織斑先生!急患です!」 「解りました。」 カルテの整理を終えた、長い髪を後ろで纏めた若い医師が医局を出る。 名を、織斑一夏という。 「20代男性。オートバイに乗っていましたが、酔っぱ..