記事「G・K・チェスタトン」 の 検索結果 13 件
-
120字の読み物世界No.27~江戸川乱歩「海外探偵小説 作家と作品」その2※「海外探偵小説 作家と作品」函(再版) 前回、江戸川乱歩・編著「海外探偵小説 作家と作品」は、「さながら作家事典のような体裁」と記しました。 しかしながら、作家ごとの文章量の多寡や、..
-
120字の読み物世界No.11~ウィリアム・アイリッシュその3 「恐怖の黒いカーテン」著者:ウィリアム・アイリッシュ 訳者:福島正実 原題:The Black Curtain(米国1941年) 少年少女世界推理文学全集NO.9「アリスが消えた/恐怖の黒いカーテン」(あかね書房..
-
120字の読み物世界No.03~山田風太郎その3 「黄色い下宿人」著者:山田風太郎 初出:1953年12月『宝石』 河出文庫「日本版 ホームズ贋作展覧会〈上〉」(河出書房新社 1990年4月初版)より 「コウモリ傘1本持ったきり行方不明となったジェー..
-
【G・K・チェスタトン】ブラウン神父の童心 レビュー/感想ブラウン神父の童心【新版】 (創元推理文庫) ■あらすじ・内容 奇想天外なトリック、痛烈な諷刺とユーモアで、ミステリ史上に燦然と輝くシリーズの第一集。 小柄で不器用、団子のように丸く間の抜け..
-
『少年少女世界推理文学全集』再説~全集のあらまし③ 巻数・配本《巻数・配本》 もし私の所持する『少年少女世界推理文学全集』20冊すべてが初刷本であれば、その奥付を確認することで初刷年月および配本順は一目瞭然となります。 残念ながら、初刷本は1冊だけ(..
-
『少年少女世界推理文学全集』再説~全集のあらまし② 全巻の内容~出版の背景~巻数について(承前) 《全巻の内容》 まず、あらためてこの『少年少女世界推理文学全集』全20巻(以下『本全集』という)の内容を記します。 巻数は、表紙・背表紙・奥付ともに「NO.〇」で表記されて..
-
「少年少女世界推理文学全集」再説~コンプリートへの道のり(前回の続き)(承前) 二度あることは三度ある。 私の実家の、徒歩圏内の古書店で、貴重な2冊をゲットしたことに味をしめました。 お膝元でこうもやすやす見つかるくらいなら、各地の古書店を丹念に..
-
この全集の特色というか全体的な感想というか、一旦区切りをつけたるためのまとめ あかね書房『少年少女世界推理文学全集』=その7さて、長々とあかね書房『少年少女世界推理文学全集』について書き連ねてきましたが、これらの文章は「戦後児童文学とミステリの関わり」とかいったようなテーマを体系的に論じよう、などという意図は一切ありませ..
-
そのほかの作家(チェスタートン、カー、クリスティ、クイーン等)と作品に関するおぼろげな印象 あかね書房『少年少女世界推理文学全集』=その5前回の続き 第5巻は「ふしぎな足音」(チェスタートン)です。 「青い十字架」「ふしぎな足音」「飛ぶ星」「スマートさんの金魚」「霧のなかに消えたグラス氏」「古城のなぞ」の6つの短編が収められてい..
-
「わぁ懐かしい~」と思われる50代の方も多いのでは?あかね書房『少年少女世界推理文学全集』=その1この全集については、ネット上で実に多くの方がそれぞれの思い入れを込めて言及されていますね。 全20巻で、1963年から1965年にかけて順次刊行されたようですが、私の通っていた小学校の図書室にも..
-
G・K・チェスタトン『新ナポレオン奇譚』友人宛献辞高橋康也・成田久美子訳『新ナポレオン奇譚』(ちくま文庫)は裏表紙の紹介文を引けばー <1904年に発表されたチェスタトンのデビュー長編小説。1984年、ロンドン。人々は民主主義を捨て、籤引で専..
-
G・K・チェスタトンの描写法 対比『詩人と狂人たち』の書き出しでは<昇る太陽>なる名前の今は「沈みゆく太陽」となったうらぶれた宿屋を舞台装置として、外観の過去と現在とを明暗として描いた。看板の「金の円」が「茶色の円」に変わった。..
- 前へ
- 次へ